重要性の確認(長期投資、分散投資)
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お金, ファイナンシャルリテラシー, 投資信託
おはようございます。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。
前回のブログにおいて、「卵は一つのカゴに盛るな」という格言を用いて分散投資の大切さをお伝えしましたね。
「すべての卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落とし卵が割れてしまったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずに済む」というものでした。
先日、ある投資家の方と話をしていると、「いろんな日本企業に分散投資しているから大丈夫」という発言がありました。確かに業界が異なる企業ごとに分散投資していれば、(日本市場においては)ある程度の分散にはなります。
しかし、日本全体のマーケットが悪くなった場合はどうでしょうか。
以下の図をご覧ください。こちらは、イボットソンが提供しているマーケット情報(7月2日現在)ですが、日本のマーケットを赤枠で囲ってあります。
ご覧いただくとわかりますが、直近3ヶ月では−1.58%、直近1年では −5.57%の運用となっております。
代わって同時期のアメリカのマーケットを見てみますと、直近3ヶ月では+3.76%、直近1年では +10.32%と、日本のマーケットとは正反対の運用成績です。
仮に、この相反する日本とアメリカのマーケットに半分ずつに投資していた場合、どうなったでしょうか。トータルでは、直近3ヶ月、直近1年ともプラス運用になり、大切なお金を減らすことは無かったです。
増やすことも大切ですが、減らさないことも大切なんです。
仮に、−50%の損失を抱えてしまった場合、元の金額に戻すのには、200%の運用をしなければいけません。
日経平均株価は40年で3.67倍のマーケットでしたから、なかなか2倍にするのは時間掛かりますよね。
これで、分散投資する大切さを分かって頂けましたね。
また、長期投資の大切さについても、同じ図で説明させていただきます。
日本のマーケットがまさに良い例ですが、直近3ヶ月では−1.58%、直近1年間では −5.57%の運用でしたよね。
それが、5年、10年といった長期投資になると、5年+6.67%、10年+7.90%とプラスの運用になり、短期ではマイナスの運用だったものが、長期で見ると、プラスの運用に収斂していくのです。
ギリシャは例外ですが、他の国のマーケットを見ていただいても、5年、10年の長期運用で見ていただくと、マイナスの運用がなくなったり、単年度では+20%と高い運用があったとしても、ある程度のプラス運用に収斂していっております。
長期投資のメリットは、以前のブログでも記載しましたが、リスクを抑え収益を安定させる効果もあるのです。
わたくしは、60歳の方でも長期投資で考えるべきだと思います。
現在、60歳の方の2人に1人が90歳まで生き、4人に1人が95歳まで生きる時代です。
値動きのあるリスク資産での運用はさけるべきですが、運用で増やしながら、余生を楽しんで欲しいです。
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