「卵は一つのカゴに盛るな」日本円以外で資産を持つべき理由
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最終更新日:2020/06/04
ファイナンシャルリテラシー, 分散投資, 海外投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
昨今の副業解禁、終身雇用制度の崩壊、そして老後2000万円不足問題の影響で、副業をする方も増えてきているとは思いますが、それでも、まだ多くの日本人にとっては、収入源はひとつだと思います。そして、その唯一の収入源である給与所得は、日本円で受け取っていますよね。
それなのに、資産も日本円だけで所有しているのは、日本円に偏り過ぎだと思います。
中には、給与を受け取っている会社の自社株まで購入している方もおられますが、その会社が倒産した時、果たしてどのように感じるのでしょうか。
会社が倒産すれば、その会社からの給与は当然受け取れないですし、自社株も紙屑になってしまいます。
もちろん愛社精神は素晴らしいことですし、その会社の業績向上が、自分が所有している株価上昇に繋がるのであれば、仕事へのモチベーションとなっているかも知れませんね。
しかしながら、いままでの時代とは違います。日本の国力は落ちてきておりますし、大企業でさえ潰れることのある時代です。以前のブログでもお伝えしましたが、もし日本円の価値が下がった場合、日本円で所有している資産の価値は下がります。
投資の世界では、「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。
すべての卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落とし卵が割れてしまったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずに済むというものです。
これと同じことで、すべての資産を「日本円建て」だけで持つのではなく、一部は、「外貨建て」の商品、できれば海外に持った方が良いと思います。
今後、ますます日本は少子高齢化、労働人口減少によって、経済的に衰退していくわけですから、長期的には円安に向かうと思います。
しかしながら、為替相場を読むことはプロでも難しいため、わたくしにも、この先円安になるか円高になるかは分かりません。
だからこそ、ある程度は、日本円以外で資産を所有することが望ましいのです。
人生はどう考えて、どう行動するかです。
日本では「預金封鎖」なんて起こらないだろうと考えて、何も対策をせず、そうなった時に困るのか、
起こるかもしれないと考えて、自分で取り得る対策をしておくのか。
最悪を想定しておいて、何もなければ良くないですか?
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