日本株が下がらない異常事態
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ファイナンシャルリテラシー, 世界情勢, 代替投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
本日のブルームバーグの記事に、「投資家は日本株に連動する上場投資信託(ETF)から資金を引き揚げている」とありました。
新型コロナウイルスの影響で経済成長は一段と下振れするとの懸念に対するものですから、日本は中国の経済成長にある程度の依存をしていますし、当たり前ですよね。
以下は、2018年の輸出入の相手国上位10カ国(年ベース)ですが、ご覧の通り、輸出入とも中国が第一位となっており、輸入では約23%、輸出でも約20%は中国に依存しているわけです。

中国のサプライチェーンは止まっている訳ですから、中国で事業を展開している日本企業に影響があるだけでなく、中国から部品を輸入している企業は、部品が入って来なければ物が作れませんし、中国へ機械や部品などを輸出している企業も、中国で物が作られなければ、自社が作っているものも売れませんので、大打撃となります。
本日は、日本国内でも新型コロナウイルスに感染した初の死者が出ましたし、今後、感染拡大による景気への悪影響が徐々に拡がり、関連株の下落が相次ぐ可能性も否定できません。
(新型コロナウイルスの感染は、東京都内でタクシー運転手の感染も判明しましたし、日本国内でも感染に対する懸念が一層広がり、東京オリンピックの開催も断念せざる負えなくなるかも知れませんね。)
しかしながら、以前のブログでも記載しましたが、今の株価は企業業績が反映された株価ではなく、日本銀行やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などの機関が30〜40兆円という資金を出して株式を買っていたり、低い金利でファイナンスをした企業が自社株買いをしているから、株価が上がっているだけです。
先月、日銀は大規模な金融緩和を維持することを決めましたので、当面は株価は上がる、もしくは維持されるのでしょうね。
日本銀行が上場企業の約半数(49.7%)で大株主になっているという異常な状態は健全ではなく、金融緩和もずっと続けるわけには行かないでしょうから、どこかのタイミングで大幅に調整されるとは思いますが、いつまで続くのでしょうか。
個人的には、2024年度上期をめどにしている新紙幣(日本銀行券)の発行までに大きな動きが来ると考えており、早めに備えておこうと考えております。
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