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利回り23.5%/年の副収入

おはようございます。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。

 

さて、どの通貨ペアのスワップポイントを利用して、不労所得を得たら良いのかという話でしたね。

 

それは、ポーランドズロチ/円と、ユーロ/円スワップを利用するというものです。15円とかなりの高スワップになっています。

 


ただ、高金利通貨は、発展途上国など経済力が弱い国が外国資本を得るために政策的に高金利にしており、注意が必要でしたね。

 

では、ポーランド共和国はどうでしょう。
以下、外務省のホームページには記載がありました。

2004年のEU加盟以降,2014年までに計50%の経済成長を達成し,EU内で2008年以降も一貫してプラス成長を維持した唯一の国である。
2012年後半には欧州債務危機の影響による個人消費の落ち込みから1.6%の成長となったが,2013年第2四半期から順調に回復し,2018年には5.1%の成長を達成した(ポーランド中央統計局)。
金融政策委員会は2015年3月に政策金利を史上最低の1.5%に利下げし,今日までこれを維持している。

27年間、一度もマイナス成長になることなく、成長を続けている国のようですし、EU加盟国ですので、ポーランドズロチ/円とユーロ/円は、ほぼ同じ値動きをします。

であるならば、ポーランドズロチ/円とユーロ/円で、為替変動リスクは限定的ということになります。

 

また、上の、「ユーロ/円とポーランドズロチ/円のスワップ比較」を見ていただくと、

ポーランドズロチ/円の買いスワップが15円、ユーロ/円の売りスワップが0円ということは、ポーランドズロチ/円を買ってユーロ/円を売れば、差額の15円のスワップポイントが得られるということであり、為替リスクもある程度コントロールできるわけですので、それほどリスクを取ることもなく、収益を得られることになります。

 

 

■では、いくらで始めるか?

現在(2019年6月30日)の為替をみると、ポーランドズロチ/円=28.879円、ユーロ/円=122.703円ですので、ユーロ/円の売りに対して、約4.25倍のポーランドズロチ/円を買うことになります。

取引単位は1,000通貨単位ですので、最低単位で取引を行うならば、以下から始められます。

ユーロ円:1,000通貨
ポーランドズロチ円:4,000通貨

ただ、FXプライムby GMOは1万通貨以上で取引手数料が無料になるため、資金に余裕があれば1万通貨単位で取引した方が良いです。

ユーロ円とポーランドズチロ円で価格差が約4.25倍あるので、1万ユーロの売りに対して、4.3万ポーランドズチロを買うことになります。

ユーロ円:1万通貨
ポーランドズロチ円:4.3万通貨
(取引単位は1,000通貨単位)

よって、必要になる証拠金の金額は以下です。

1万ユーロ円 :約50,000円
4.3万ズロチ円:約11,600円 × 4.3 = 約50,000円

合計 約100,000円の必要証拠金が必要。

 

1万ユーロの売りに対して、4.3万ポーランドズチロを買うことになりますので、4.3×15円=64.5円/日のスワップを得ることができるということになります。

64.5円×365日=約23,543円/年のスワップポイント収益となりますと、
約100,000円の必要証拠金を入れておりますので、利回り23.5%/年の運用ができるということです。

 

■死角はないのか?

ポーランドズロチ/円とユーロ/円は、ほぼ同じ値動きをするとはいっても、ユーロ/ズロチの通貨ペアで見ると値動きがあるので、注意は必要。

ポーランドズロチ/円とユーロ/円の相関係数を調べてみると、260日データで0.9725という高い相関がありますが、ここでは更に負荷を掛けて0.9で計算してみます。

 

現在のユーロ/円は122.703円ですので、123円×(1-0.9)=12.3円変動する可能性があると想定すれば良い訳ですね。

さきほどの、必要証拠金 約100,000円という下記条件で始めると考えると

1万ユーロ円 :約50,000円
4.3万ズロチ円:約11,600円 × 4.3 = 約50,000円

 

ユーロ/円 変動差12.3円×1万ユーロ円=123,000円を余裕資金として積んでおけば、
証拠金が足りなくなり、ロスカットされることもないので、安心です。

 

結論として、1万通貨以上で取引手数料が無料になるため、必要証拠金 約100,000円+余裕資金123,000円=223,000円で始められてはいかがでしょうか。

 

■まとめ

ポーランドズロチ/円とユーロ/円は、ほぼ同じ値動きをするとはいっても、ユーロ/ズロチの通貨ペアで見ると値動きがあり、為替では損失は出ることもあるかも知れません。

しかしながら、余裕資金を入れておけばロスカットという、市場から強制退場をさせられることはなく、また、4.3×15円=64.5円/日のスワップ(4.3万ポーランドズロチの場合)が積み上がっていきますので、いずれ為替で出た損失も上回り、リターンが増えて行きます。

わたくし自身、同じ条件で2019年1月15日に始めておりますが、確かに64.5円/日のスワップは得ることが出来ており、また為替でも10,000円くらいプラスになっております。

必要証拠金 約100,000円を預けて、現在(半年以内)の評価損益は21,385円ですので、現状では、利回り21%/年以上です。

スワップ合計
10,880円
評価損益合計
21,385円

 

すでに検証はできたと思いますので、余裕資金が出来た際、もう少し必要証拠金を入れて、毎日のスワップを増やして行きたいと考えております。

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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