CRS(共通報告基準)の報告対象国に入っていない
公開日:
:
ファイナンシャルリテラシー, 海外投資, 積立投資
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。
前回のブログで、別の保険会社のプランで海外積立投資を始められたクライアントさんの話をしましたが、この方、保険会社の籍にもこだわられていたことにも少し触れましたね。
こちらのブログでもお伝えしましたが、世界中には「オフショア」と呼ばれる地域が多く存在し、一般的に、「海外積立投資」とは、主にオフショアに籍を置く保険会社の積立型商品のことを言います。
現在、日本人が契約できる海外積立投資を提供している会社は数社しかありませんが、弊社は、世界中の複数の管理区域に保険会社及び関連会社もつグループであり、その中のプエルトリコ籍の保険会社をご紹介しております。
なお、プエルトリコの規制構造は、確固たる信用と投資実務を保証するもので、OCI(オフィス・オブ・コミッショナー・オブ・インシュランス)は、
規制当局としての長い歴史を持ち、全米保険監督官協会(NAIC)のメンバーでもありますので、投資家にとって安心です。
ところで、みなさんは、CRS(Common Reporting Standard/共通報告基準)はご存知でしょうか?
CRS(共通報告基準)は、参加各国に所在している金融機関は、互いに情報を交換することを求めることができる仕組みで、現在、日本を含む100以上の国・地域が参加しており、オフショア地域も少なくありません。
しかしながら、アメリカは、報告対象国(令和元年12月27日施行)には入っていないのですね。そして、プエルトリコも報告対象国入っておりません。
なぜならば、プエルトリコは、アメリカ合衆国プエルト・リコ自治連邦区なのですよね。
そのため、今のところ、プエルトリコはCRS(共通報告基準)に参加していないので、日本の金融機関と互いに情報を交換することを求めることができる仕組みはないということですね。
弊社が、このプエルトリコ籍のプランを紹介しているのは、他のプランに比べて手数料が安かったり、世界の優良ファンド約200本からポートフォリオを組成することができたり、オンライン上で簡単にファンドのスイッチングができたりと、ユーザーフレンドリーであるというのが理由ですが、その他に、上述のような副産物もあったのですね。
海外積立投資を検討されている方、もしくは他のプランですでに運用されているけれど、思ったほど増えていない方などは、ぜひ参考にしてください。
何かしら得るものがあったら、↓のロゴをクリックしてね。
海外積立入門書を無料進呈します
日本のiDeCo、NISA、401kよりも確実に増やせる海外の積立の始め方をまとめています。
関連記事
-
パフォーマンスと資本保護が両立できる「新しい海外積立」
こんにちは。K2 College大崎です。 今回は、新しい海外積立(80%保証プラン)を紹介い
-
生活防衛資金はいくら必要?
おはようございます。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 今日は、生活防衛資
-
BAANGって、何? 2019年5月から+58%大幅上昇\(◎o◎)/!
おはようございます。投資アドバイザーの大崎です。 前回のブログでは、金への投資として、以下の方
-
会社員が納める「厚生年金」から「国民年金」へ穴埋めされている
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザー大崎です。 朝日新聞デジタルに以下内容の記事が掲載され
-
積立投資も出口を考えたプラン選択をしよう
こんにちは。K2 College大崎です。 ここまで株式が下がってきますと、心配になって運用先
-
2023年も「ダウの犬」戦略で市場をアウトパフォームするか
こんにちは。K2 College大崎です。 昨年は、インフレ高進や金利上昇の影響で、株式市場に
-
ファイナンシャル・リテラシー高まる
おはようございます。K2 Investmentの大崎です。 今回のブログでは、今、やり取りして
-
積立投資が100%正しいとは限らない。
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 何名かで投資の話をしておりましたら、
-
老後資産、長持ちの心得
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。 今朝の日本経済新聞電子版に、以下記事が
-
恐怖指数(VIX指数) 金融危機や災害時に急上昇
おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 先日、トランプ米大統領が欧州から
- PREV
- ファイナンシャル・リテラシー高まる
- NEXT
- 大きすぎて潰せない米国株 FRBは資産バブル黙認か