「さわかみファンド」ってどうなの?
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ファイナンシャルリテラシー, 投資信託
おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
最近、10年間続けてきた「さわかみファンド」での投資を止めて、海外積立投資(元本確保型プラン)での運用を始められた方がおられました。
弊社に相談いただく方に対しては、その方に適したアドバイスができるように「ヒアリングシート」に記入頂いておりますが、その中で、投資経験として「さわかみファンド」や「ひふみ投信」で運用していると記入される方を偶に目にします。
今回のブログでは、「さわかみファンド」ってどうなのかについて述べたいと思います。なお、あくまでも個人的意見ですのでご理解ください。
「さわかみファンド」は、さわかみ投信株式会社が提供している投資信託で、日本で独立系投資信託として直接販売を始めた(1999年)草分け的な存在です。投資信託を日本に拡めた会社と言っても過言ではないかも知れません。
「未来永劫と続く長期投資の船旅を」をコンセプトに、長期投資で資産を形成していくという考えのもと、有望な企業に投資していくスタイルです。
2020年2月現在、公募している投資信託の数は、126,278,090本もありますが、その多くが、販売会社は違えども、投資する先は同じというケースが多く、また、多くの販売会社が毎年多くの投資信託を作り、手数料を得るために、次から次へと新しいファンドへの買い替えを促しております。
証券会社の営業を介して運用をされている方は、身に覚えがあるのではないでしょうか。
その点、さわかみファンドは、一本だけで20年続けてきたというのは凄いと思います。
長期的に有望と考えた企業に投資し、応援していくと決め、ずっとその企業の株を保有する。投資している100社超の企業のうち、7~8割の企業については、10年以上保有し続けているようです。
では、その「さわかみファンド」に対しての投資はどうかと考えた際、上述のようなファンドの姿勢に感銘を受け、一緒に、投資先の企業を応援していくということであれば、投資されるのも宜しいかと思います。
しかしながら、あくまでも投資として捉え、パフォーマンスを追求していくという点で考えた場合、お勧めはしません。
なぜならば、その運用成績は、同じ資産クラスのTOPIXとあまり変わらないからです。
「さわかみファンド」の資産別投資比率は、約91%が国内株式(2019 年 9 月末日現在)と、ほとんど国内株式で運用しております。

運用報告書で運用成績を確認してみても、当ファンド(さわかみファンド)と日本株(TOPIX)と比べ、差がほとんどないのがわかります。該当の5年間で言えば、TOPIXの方がパフォーマンスは良いくらいです。
これでは、手数料を払ってまで「さわかみファンド」で運用する必要はありません。購入手数料は掛かりませんが、信託報酬が年 1.10%と割高です。
そうであれば、手数料無料、信託報酬も0.14%と低コストの「eMAXIS Slim国内株式」 で運用して行かれた方が良いですね。毎年1%もコストが安くなり、その分リターンに跳ね返ってきます。
なお、ホームページで確認してみると、2012~2013年辺りから、総口数は減り続けております。
もしかしたら、日本株式で運用する投資信託であれば、他のインデックスファンドに投資した方が良いと気付いた方が増えているかも知れませんね。
手数料だけで投資先を決めるのは賢明ではないですが、同じ資産クラスで運用するならば、ボーナスが付くなどの付加価値があったり、コストが低い方が良いですね。
ご相談が増えておりますのでタイムリーなお返事ができないかも知れませんが、投資信託や保険の見直しは、こちらからご相談ください。
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