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オルタナティブ資産で安定運用しておいて、株は大きく下がってから買えばいいじゃん

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

金融引き締めが市場に与える影響について、このブログでも取り上げてきましたが、

FRBの量的引き締め(QT)で市場はどうなる

「利上げ」「金融引き締め」懸念で株式市場大幅続落

 

モーニングスターが、市場環境の各局面においてどのように投資したら良いか、わかりやすい図を使っていたので、お借りして補足したいと思います。

現在はインフレ高進を抑制するために金融引き締めをしている相場になりますので、まさに右下の「金融引締め相場」になります。

この局面においては、株式への投資はもしくは、債券もと、適していないことがわかります。

 

主要中央銀行は、市場に出回っている国債などを買い取って大量のマネーを供給し、その大量のマネーが株や債券の購入に回っていたのですが、金融引き締めでマネー供給の巻き戻しが進むわけですから、株や債券は下落します。

 

FRBで言えば、今まで4兆ドル程度だった総資産が現在は9兆ドル弱と2倍以上まで膨らんでおり、これを引き締めていくわけですからね。

下図は主要中央銀行のバランスシート(総資産)と世界株式の推移ですが、バランスシート(総資産)の量に応じて世界株式の価額が上昇していることが見て取れるかと思います。

この今まで過剰に供給してきたマネーを主要中銀が吸い上げますので、再び金利上昇、株価下落につながることが考えられます。

すでに米主要株式指数は、S&P500は12.92%のマイナス、ナスダック100は21.87%のマイナスと、年初来で大きなマイナスとなっておりますが、

株価の割高・割安を測る指標のシラーPERを見てみると、32.07倍とまだまだ世界恐慌がおこった1929年の30倍よりも高い水準にあります。

シラーPERについては、こちら「株価の過熱、既に世界恐慌(1929年)の水準まで来ています」をご覧ください。

 

このように株価はまだ割高な水準にありますので、株安が進む余地は十分にあります。

下図はS&P500インデックスのリターンの推移ですが、世界恐慌がおこった1929年を見ていただくと、1932年まで4年間、マイナスリターンが続きました。

現在はこのような「金融引締め相場」ですので、

株式や債券のような市場の値動きとは相関関係が極めて低いオルタナティブ資産や、買い(ロング)だけでなく売り(ショート)からもリターンを上げることができるヘッジファンドをポートフォリオに組み込んで、市場が大きく下げた際のリスク分散をしておいてください。

というよりも、オルタナティブ資産で安定運用しておいて、株は大きく下がってから買えば良いのではないでしょうか。

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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