ヘッジファンドで収益の最大化を目指そう。
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オフショアファンド, ファイナンシャルリテラシー
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
気持ち良い天候が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
わたくしは、この週末は長野県で過ごしてきましたが、PCは持たずに出かけましたので、リフレッシュできて良かったです(^^)
さて、前回のブログで、個人投資家もヘッジファンドなどのオルタナティブ資産をポートフォリオに組み込んで、収益の最大化を目指しましょうとお伝えしましたが、SMBC日興証券のHPではヘッジファンドのことを以下のように説明しており、相場の上げ下げに関係なく利益を得ることができるとあります。
ヘッジファンドとは、さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンドです。
ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、相場が下がったときの資産の目減りを避けるといったところから用いられています。普通の投資信託は、運用方法に制限を設定しており、相場が一方向に動いたときのみ利益が出る仕組みのものがほとんどです。
一方ヘッジファンドは、比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ます。リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本としています。
実際、弊社が紹介しているヘッジファンドは、世界中の株、債券、コモディティ、FXを対象として、ロング(買い)とショート(売り)を使い、リターンをあげています。2008年に運用を開始したファンドですが、
トータルリターンは1517.64%
年平均リターンは28.97%
となっております(2020年8月時点)\(◎o◎)/
下図で見ると、水色のグラフがそのパフォーマンスですが、上げ下げしながらも、大幅に上昇しているのがわかりますね。
一方、濃紺のグラフはS&P500インデックス指数(SPX)ですが、こちらも右肩上がりに上昇してはおりますが、両者を比較すると、その差は圧倒的なことが見て取れるかと思います。
また、下の表が毎月のリターンですが、右端に水色の数字で記載してあるのが毎年のリターンとなります。何年間に1回はマイナスリターンになることはありますが、それでも年平均リターンは28.97%もあり、投資し続けていれば、資産はかなり増えていますね\(◎o◎)/
そして、右端には紺色の数字でS&P500の毎年のリターンが記載してありますが、こちらもそれなりのリターンを上げておりますね。
ここで確認頂きたいのは、両者のリターンを見ていただくと、逆相関になっていることも多いということです。
S&P500は、基本にロング(買い)オンリーなのに対し、このヘッジファンドはショート(売り)を使いリターンをあげることができます。
現在のような値動き(=リスク、ボラティリティ)が激しい市場においては、ロング(買い)オンリーのS&P500のようなインデックス指数だけではなく、
ショート(売り)でもリターンを上げるヘッジファンドをポートフォリオに組み込んでいれば、収益の最大化を見込めますし、市場が大きく下げた時の
リスク分散にもなります。
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