サンクコスト効果に惑わされるな
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ファイナンシャルリテラシー
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
現在、飲食店経営者に対してアドバイスをしているのですが、加入している保険や中小企業小規模共済、iDeCoや貯金など、その対象は様々です。
ご自身がオーナー兼店長として働いているので、週に1日にしか休みはなく、その休みも、本人曰く、一日中死んでいるそう。
ほんと、身体を壊さないようにして欲しいのですが、このような生活をしておられるので、なかなかファイナンシャルリテラシーをつける時間がないようですし、お金の相談も税理士にしかしていないようです。
税理士はお金のプロというイメージをお持ちの方も少なくないですが、彼らは、税務書類の作成、税務代理、税務相談などの税務の専門化であり、資産管理や運用方法などを提案したり、アドバイスする専門家ではありません。
実際、この方も税理士のアドバイスで「中小企業小規模共済」や「iDeCo」に加入しておられますが、他にお金を増やす提案ができないので、これしか提案できないのです。
しかも、そのiDeCoの運用先は全額定期預金となっており、手数料によって元本割れを起こしておりました。
中小企業小規模共済も、掛金が全額所得控除できるメリットはありますが、20年未満で解約すると元本割れしますし、そもそも受取時には課税されます。
「iDeCo」も「中小企業小規模共済」も一定額は退職金控除で控除されますが、控除しきれなかった金額は課税対象となってしまい、税金は発生します。
加入している保険についても、支払っている保険料に対して死亡保険金が少なかったり、解約返戻金の返戻率が悪かったりしたので、それらについて見直しの提案をしたのですが、その回答が、
「せっかく今まで払ってきているので、もったいない」
とのこと。
まさに「サンクコスト効果」の罠にハマっています。
サンクコスト(埋没費用)とは過去にリソースを投資したものの、すでに回収が不可能な費用のことで、さらに投資を続けることは損失につながるにもかかわらず、それを継続してしまう心理効果が「サンクコスト効果」です。
将来に関する意思決定をする場合、サンクコストは考慮に入れず、今後の損益をだけを考えて合理的な判断をすべきなのですが、なかなか皆さん、それまでの時間や費用、労力を惜しみ、合理的な判断ができないのですよね。
採算が取れないビジネスをズルズルと続けたり、お金を払ったからと言って、まずい料理を食べ続けたり、似たような行動をしている方も少なくないのでしょうか。
何を目的にしているのかを考え、合理的に判断されると宜しいかと思います。
お金を増やしたいのならば、よりお金が増える方法で運用しましょう。
合理的に判断するためのお手伝いはしますので、こちらからご相談ください。

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