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お金の価値とは

公開日: : 最終更新日:2020/01/23 お金, ファイナンシャルリテラシー

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

6/20公開のブログにおいて、暗号通貨による海外送金の話を取り上げましたが、その際、現在の海外送金もSWIFTという国際的な送金メッセージサービスを利用して、世界中のどの銀行にも資金(データ)を送ることができるようになっており、実際には現金を送っているわけではない旨をお伝えしました。

以前のブログでも、「お金とは何か」について記載をしましたが、その本質は、「信用」であり「負債」でしたね。

私も銀行から借入れをしておりますが、お金を借りる際に銀行券を手渡しで受け取りはしません。

ただ、借入額が自分の預金口座に記帳されるだけ。
まさにそのときに新しいお金が創造されるのです(信用創造)。

お金とは「信用」であり「負債」です。

みなさんも、受け取った「お金」は預金口座に預けてありますし(価値の保存)、その「お金」でモノやサービスと交換(決済)しますし、交換(決済)する際には、その値段に応じて、「お金」を支払いますよね(価値の尺度)。

お金は身近なものであり、実際に価値としての「役割」があるため、お金そのものに資産的な価値を感じてしまいますが、我々が使用している現金紙幣は、日本銀行の借用証書です。

何が言いたいかと申しますと、我々が持っている現金紙幣は、借用証書であり、紙切れということです。

 

ちなみに、2018年の大晦日に、一般家庭や企業、金融機関などで年越しした銀行券(お札)の残高は、合計で110.4兆円

しかしながら、日本の家計預金残高(現金通貨+預金通貨+準通貨+CD(預金通貨、準通貨、CDの発行者は、全預金取扱機関)は1,332兆円あるそうです。どういうことかわかりますでしょうか?

 

実際に出回っている現金紙幣の約12倍のお金が存在しており、しかもそれは単なるデータとして存在しているだけということです。みなさんが銀行に預金しているお金も、データとして通帳に記載されているだけなのです。

そんなの考えれば分かるよと言われそうですが、果たしてどれだけの方が、意識しておられますでしょうか。

 

このように考えることができれば、預金通帳にデータとして記帳してある数字にどんな意味があるのでしょう。

その間に、自分の代わりにお金に働いて貰って、増やして貰った方が合理的ではないでしょうか。そして、より増える場所に置いておく方が、経済合理性があるのではないですか?

下図をご覧ください。

日米の国債で比較すると、直近は米国債の利回りが急激に下がってきておりますが、それでも、日本よりもアメリカの方が2.0%も高いです。

仮に、現在100万円の国債を購入した場合、日本国債から得られる金利を0円とすると、米国債の場合は、毎年20,000円得られることになります。

これが10年続くわけですから、米国債として置いておくだけで約200,000円増え、日本国債は0円のままということです(税金は考慮せず)。

 

しかも、これは単利で、且つ税金は考慮しないで計算しておりますので、もしオフショア(投資や事業によって得た収益に対して税金がかからない場所)で運用すれば、この米国債は200,000円増えるのではなく、219,000円に増えることになるのです。

そして、金利差が大きいほど、そして置いておく期間が長いほど、差が開いていきますので、なるべく早く、金利や利回りが高い、そしてオフショア(投資や事業によって得た収益に対して税金がかからない場所)に置いた方が得策です。

先ほどもお伝えましたが、みなさんの通帳に記載されているデータの置き場所を変えるだけです。

 

そして、もうひとつ。

ほとんどの方が、日本で働き、日本円で給与を貰っていますよね。

自分の資本(労働力)を日本企業に投下し、そしてその会社から日本円で給与をもらう。しかも、ほとんど増えていない日本企業の株に、日本円で投資する。

わたくしの先輩は、更に自社株も購入していましたから、それこそ、会社が潰れたら、給与を得る場所も、給与も、自社株に費やしたお金もすべて失います。

 

みなさん、自分の大切な卵を、すべて日本というカゴに盛ってますよね。

もし転んだら、どうします?

 

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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