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<ウクライナ情勢>アメリカが儲かるようになっている

公開日: : 世界情勢, 分散投資

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

ロイターによると、ロシア国営の天然ガス企業ガスプロムは、ポーランドとブルガリアに対して、27日からガスの供給を停止すると通知したとのことです。

ポーランドはドイツやリトアニアなどを通じてガスを調達できるとしているそうですが、そのドイツはロシアから調達しておりますので、そのようなスタンスで大丈夫でしょうか。

ブルガリアも国内のガス需要の90%超をロシアからの輸入で賄っているようですが、代替ガスの確保に向けた措置を講じたとのことです。

両国とも当然弱みは見せないでしょうから、こう応えながらも必死に代替調達先を探しているでしょうね。

以下は(ロシアからの)主なパイプラインガス輸出先シェアの推移ですが、前年同期比でみるとドイツは約48%増と、ロシアからの輸入を増やしております。

ロシア産ガスの支払いをルーブルで行うよう要求されておりますが、依存度が高いドイツなど他の欧州諸国はどう対応していくか、気になるところです。すべてをアメリカからの輸入で賄いきれるとは思えません。

 

アメリカにとって、戦争はビジネスです。

先日も米国務・国防両長官がウクライナを訪問し、追加の武器供与などについて協議しましたが、トップセールスに見えて仕方ないです。または、アメリカの代わりにロシアと戦ってくれているゼレンスキー大統領への鼓舞でしょうか。

ウクライナからより高度で高額な武器を要求してもらい、アメリカはその武器を供与する。
アメリカは儲かってしかたないですね。

また、他の西側諸国からもウクライナへの武器供与はしておりますが、アメリカの軍事支援費用はそれらの国々への費用も含まれておりますことを理解しておく必要はあります。

結局はアメリカが儲かるようになっております。

 

話を天然ガスに戻しますと、米国のLNG輸出は世界トップになっておりました。

今年1月の時点で、アメリカから欧州に輸出されたLNG(液化天然ガス)は、対前年同月比で約4倍に急増しているそうです。ここでもアメリカは稼いでおります。

「遠くの戦争は買い」米国は買い

アメリカも用意周到ですね。

今回のロシアによるウクライナ侵攻は、ウクライナ東部のロシア系住民をウクライナ軍(アゾフ連隊)から守るためという理由がありますが、アメリカはその行為に知らぬふりどころか、武器の供与や訓練までしてますからね。

日本を含めた西側諸国では報道されませんが、ウクライナのアゾフ連隊が現地住民を虐殺していることや自国の建物を破壊しているということは、現地住民からの声で分かっており、ロシアや中国、中東のメディアや独立系のジャーナリストのユーチューブでも取り上げられております。

ウクライナにロシアが言う「ネオナチ」は存在する

「BRICsは「新しい世界秩序」の中心」のテーマで取り上げましたが、

米ドルを基軸通貨とする西側諸国と、資源を有するBRICsを中心した国々と世界は二分していきます。

米国はエネルギーや食料は自国で賄うことができるので良いですが、輸入に頼る欧州や日本は大丈夫でしょうか。

しかも日本は欧州とは違い、中国・ロシアという巨大な国土を持つ国々と海を挟んで対峙しております。

 

まだまだ株式市場は荒れそうです。

今のうちに市場の値動きとは相関関係が極めて低いオフショアファンドでの運用にシフトしておきましょう。

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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