量的緩和策の縮小(テーパリング)でお金の流れが変わる!?
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世界情勢
おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
先日、FRB(米連邦準備制度理事会)はFOMC(米連邦公開市場委員会)を開催し、予想通り、ゼロ金利政策および量的緩和の維持を決定しました。
しかしながら、これまでの想定よりも早く、2023年末までに2回の利上げに動く可能性を示唆するなど、見方を修正しましたね。
景気の回復やインフレ動向を診ての見解かと思いますが、サプライズと捉えた方も多いようです。
様子をみていましたが、大きな動きはないようですね。
長期金利は上昇したようですが。

量的緩和策の縮小(テーパリング)については明確に言及されておりませんが、市場は織り込み済みということでしょうか。
2008年9月の金融危機を受けてFRBが導入したQE(量的緩和)は2014年10月、ゼロ金利政策は2015年12月まで続けられましたが、2013年5月には、FRBのバーナンキ議長が市場の想定より早いタイミングでQE縮小を示唆すると、長期金利の急騰や新興国市場からの資金が流出するなど、金融市場が混乱しました(「バーナンキ・ショック」)。
これは、量的金融緩和の縮小(テーパリング)に対する懸念により、金融市場がかんしゃく(タントラム)を起こしたように混乱すると、
「テーパータントラム」と呼ばれ、再発しないかと心配する市場関係者もいます。

テーパリングの具体的な時期を巡っては、多くの投資家が気になるところですが、金融関係者の予想は様々ですね。
テーパリングが始まるのは2021年10-12期以降になると予想する投資顧問会社のエコノミストもいれば、各中銀首脳が集まる8月下旬のジャクソンホール会合にかけてと予想するストラテジストもいます。
また、バークレイズのエコノミストは9月のFOMCで正式に発表し、11月に開始する軌道に乗っているとの見方を示しました。

テーパリングですぐに利上げになるわけではありませんが、今後、お金の流れは変わってくるかも知れません。
今までは、ハイイールド債や新興国に流れていたお金が、より格付けの高い債券や先進国へ流れてくるかも知れませんので、投資家としては、このような動向にも目を配った方が良いですね。
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