ロシアは準備してきている。我々も備えておきましょう。
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
米国やEUはウクライナに侵攻したロシアへの追加制裁として、国際決済ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)からロシアの金融機関を排除することを発表しましたが、岸田首相は日本も参加すると表明しましたね。
SWIFTについては、過去のブログで書いているので、こちらもご覧ください。
SWIFTから締め出されると国外銀行との取引が困難になるので、ロシア経済は立ち行かなくなる可能性があります。
それを狙って欧米はSWIFTからロシアの金融機関を排除する決定をしているのですが、これにはロシアも準備してきているはずです。
こちらも以前のブログで取り上げておりましたが、2021年2月にプーチン大統領は「ロスチャイルドに支配された」米ドルからの完全な独立を発表し、新世界秩序の銀行システムの圧迫から完全に解放された最初の国となったと述べています。

また、ロシアは、近年、急激に金の保有や外貨準備比率を高めてきており、逆にドル建てでの外貨準備比率は減らしてきております。
SWIFTから締め出された場合に備えていますよね。
ロシアはEUへの天然ガス供給を担っておりますが、その割合は約40%も占めており、ドイツに限っては約55%にもなります。
そして、ドイツはロシアからの天然ガス輸送パイプライン「ノルドストリーム2」の運転開始を待つばかりの状態でしたが、ロシアへの制裁も当初は及び腰でした(現在は、承認手続きを停止)。
これはロシアにとっても想定外だったかも知れませんが、ロシアは天然ガス供給に対して、2月4日に中国向け供給量を拡大する契約を中国と締結しており、もしかしたら「ノルドストリーム2」の停止についても想定していた可能性はあります。
まもなくロシアとウクライナの停戦交渉が始まるようですが、行く末はどうなりますでしょうか。
話は変わりますが、日本からの海外送金も難しくなっております。
海外にお金が移動してしまうと、国は税金が取りにくくなりますし、金融機関にとっては預金準備率に応じた金額が減ってしまいますから、ますます海外送金が厳しくなることはあっても、緩くなることはないでしょう。
ロシアが準備してきているように、我々も資産の一部を海外で保有するなど備えておきましょう。
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