K2 College

「休業手当」貰えてますか?

公開日: : ファイナンシャルリテラシー, 保険

おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言ですが、やはり1ヶ月程度延長するようですね。
外出自粛も、現在のような内容が続くのでしょうか。

新型コロナウイルスの実際の致死率は0.2%程度で、日本国内におけるインフルエンザ致死率の0.1%と比べると変わらないとのデータや専門家の意見も出ておりますので、個人的には、感染して重篤化する確率が高い高齢者や家庭に高齢者がいる方、そして基礎疾患をお持ちの方を除いては、制限を緩めていったらどうかと考えております。

こういうことを述べると、人の命よりも経済を優先するのかとおっしゃる方もいるかと思いますが、(自殺で失う)命を救うためです。

致死率についてや、失業者の数と自殺者の数がリンクしていることは、先日のブログ「休業要請で自殺者数は再び3万人へ」で取り上げておりますので、そちらでご確認ください。

休業要請に応じた事業者に対し、「感染対策協力金」が支給される自治体もあります。しかしながら、支給される協力金では到底足りない事業者はたくさんおりますし、従業員の雇用維持のために支払われる「雇用調整助成金」も、1人当たりの日額は8,330円が上限ですので、足りない事業者も多いでしょう。 

ちなみに、労働基準法では、事業者が労働者を休業させた場合、休業させた所定労働日について平均賃金の6割以上の「休業手当」を支払わなければなりません。

多額の内部留保がある大企業は別にして、多くの中小企業は、現在のような売上がない状況の中で、雇用調整助成金を受け取れるとは言え、労働者に6割以上の休業手当を支払うことは厳しいのではないでしょうか。

実際、雇用調整助成金や休業手当は、パートやアルバイトの方も対象となりますが、支払われていない方も多く存在しているようですし、正社員の方でも、毎月得ていた収入よりも大きく収入を減らしている方も多いと思います。

住宅ローンの支払いは大丈夫でしょうかね。

このブログでも、お金に働いてもらう仕組みを構築することについて述べてきましたが、まさに今のような状況に陥ったときに、自分の労働以外からの収入があったり、お金を殖やす仕組みが構築できている方は動じる必要はないですね。

自分が働く代わりに、お金に働いてもらいましょう。

個別相談をしておりますと、年金のように毎月お金を受け取れる商品を希望される方は多いですね。
その気持ちはよく理解できますし、特に、現在、収入が減っている方は、なおさらそう考えるでしょう。

しかしながら、日本において、毎月分配金を受け取ることができる投資信託などはあるのですが、そのほとんどが運用益から受け取るのではなく、自分が支払った資金から取り崩しているだけなのですね。

これについては、「タコ足配当」と言って問題になりましたので、ご存知の方もおられるかと思いますが、未だにこのような商品で投資を続けている方も多いのも事実です。

海外の保険であれば、配当保証型の保険があり、それが100歳や120歳まで続く内容のものもあります。

120歳まで受け取れる保険であれば、名義人をいつでも変更できますので、お子さんに引き継いであげることができますね。

余剰資金があれば、保険料を1年か2年で払い込み、その後10年間寝かして、11年目からは利回り約5%の返戻金を得ることができますので、仮に払込保険料が1,000万円であれば、毎年約50万円を受け取ることができますね。

 

以前のブログ「一年の計、生活設計の見直しを」でも述べておりますが、備えておいて、何もなければそれで良いではないですか。

というか、今はまさに有事ですし、今後も有事は起こります。

今、生じている事象を教訓にして、今後の有事に備えておきましょう。

ご相談は、こちらからご連絡ください。


サラリーマン投資家ランキング

個別相談予約
(東京、大阪、福岡、名古屋、香港、ハワイなど)

各都市でそれぞれ投資、保険、節税の弊社アドバイザーが個別相談承ります。
各担当者の面談空き状況を随時更新していますので、場所、日時、アドバイザーを選択してご予約ください。

関連記事

マイナンバーと預金口座の紐付け義務化の準備はできている

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 「マイナポイント」の第2弾の受付が開始し

記事を読む

「返済期間は短く」は正しいか?

こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。 前回のブログで、住宅ローンの繰り上げ返

記事を読む

「教育資金」も「老後資金」もこれ1本! 受け取り総額5.79倍

こんにちは。K2 College大崎です。 今回は、「教育資金」も「老後資金」もこれ1本で用意

記事を読む

今が買い時!オーストラリア不動産

こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 今月19日に、東京で「オーストラリア不動産

記事を読む

「新型コロナウイルス感染症特別貸付」内諾

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 昨夜は、友人の信用金庫支店長と久々に会食

記事を読む

<現金紙幣>価値としての「役割」を終える前に、他の資産へ移し替えておこう。

おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 ここ何回かのブログで「確定年金」

記事を読む

積立投資は早く始めた方が良い理由

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 日頃、お問合せいただく内容は様々ですが、

記事を読む

「キャプティブ」という仕組みを利用して、リスクに備え、資産を築こう

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 前回のブログ「新型コロナウィルスから学ぶ

記事を読む

年収500万円未満なら、「節税」より「市場価値向上」を優先すべし

こんにちは。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 先日、20代後半のサラリー

記事を読む

65歳から受け取れる年金を「ねんきん定期便」で確認しよう

おはようございます。K2 Investmentの大崎です。 それでは、「ねんきん定期便」で、6

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • オフショア投資無料メルマガ

    『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑