合法的な節税がまたひとつ塞がれる(消費税還付)
公開日:
:
ファイナンシャルリテラシー, 不動産関連
以前のブログで、合法的に節税をしながらお金を増やす方法が、またひとつ塞がれると、海外住宅投資の節税について、お伝えしましたね。
この場合は、海外不動産を購入する場合でも、所得税および減価償却の計算は日本の法律に則って計算されることを利用して、所得税を減らすというのがポイントでした。
今回は、不動産投資で、よく賃貸アパートの大家が使っている節税手法が塞がれるということについて、お伝えしたいと思います。
不動産投資の場合、値上がり益を狙うキャピタルゲインと、入居者から家賃をもらうインカムゲインの2つの収益が見込めますが、日本で不動産投資をしている方の多くは、入居者から家賃をもらうインカムゲイン目的の方が多いですね。
不動産投資も賃貸経営という事業なのですが、入居者から得る家賃には消費税はかからないのですよね。
そのため、通常は消費税を納めなくてもよい「免税事業者」となるわけです。
消費税は、消費者から預かった消費税から、自分が仕入れの時に支払った消費税との差額を納めることが多いのですが、上述の通り、入居者から消費税を預かることはないので、アパートを建築する時に支払った消費税を納税額から差し引くことはできません。
以前のブログにおいて、わたくしが、消費税還付を受けたときの話について述べましたが、「課税事業者」となれば、消費税還付を受けることができるということですね。
しかも、一棟アパートの場合、購入した物件にもよりますが、設備に対して払った消費税の金額は、何百万になることも多いですから、消費税還付の有無で、投資リターンは大きく変わってきます。
では、「免税事業者」である大家さんが消費税還付を受けるために、どのようにして「課税事業者」になるのかというと、消費税が掛かる「金」の売買を繰り返し、少なくとも家賃収入を上回る売上高を作り出せば良いわけです。
そうなると、形式上、大家が本業ではなくなり、アパート建築時に払った消費税が控除の対象になるのですよね。
支払った消費税より控除額が多ければ、差額分の消費税還付を受けることができるわけですので、この知識を知っているアパート大家さんは、消費税還付で大きな節税をして、合法的にお金を増やしているのですから、知っていると知らないとでは、大きな差が生まれますね。
このような制度の歪みを利用した節税は、2020年度の与党税制改正大綱の中で見直しされることが決まり、今後は利用できなくなります。
以前のブログでお伝えしました海外不動産を利用した節税と同じで、利用できるうちに利用しておきましょう。
なるほど、こんな仕組みがあったんだと思った方は、ポチっと↓のボタンを押してね。
個別相談予約
(東京、大阪、福岡、名古屋、香港、ハワイなど)
各都市でそれぞれ投資、保険、節税の弊社アドバイザーが個別相談承ります。
各担当者の面談空き状況を随時更新していますので、場所、日時、アドバイザーを選択してご予約ください。
関連記事
-
-
海外投資は危険? きちんとしたスキームを組んでいるファンドで運用しよう
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 海外投資を検討している方から良く耳にする
-
-
実家が迷惑施設化「7戸に1戸空き家」日本の大問題
こんにちは、K2 College大崎です。 先日発売の週刊東洋経済では「実家のしまい方」につい
-
-
「レバナス」でFIRE達成?
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 年初来、ほぼ右肩下がりに基準価額が下落し
-
-
<元本確保>毎年3.6%の金利を貰う 配当株と比べてください。
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 弊社では、お問合わせ頂いた方に対し、ヒア
-
-
年金制度改正「繰下げ受給の上限年齢引上げ」
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 4月から年金制度が改正されますね。
-
-
米株の弱気相場は終わったか
こんにちは。K2 College大崎です。 米労働省が8月10日発表した7月の消費者物価指数(
-
-
「デノミネーション」や「財産税」への対策もしておきましょう。
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 今朝の日本経済新聞に、以下の見出しが踊っ
-
-
まずは、アセット・アローケーション(資産配分)を考えなさい
こんにちは。K2 College大崎です。 ブログでは「卵は一つのカゴに盛るな」という格言を用
-
-
リテラシーの差が23.77%/年のリターンの差につながっている
こんにちは。K2 College大崎です。 外国の株式や債券などへ投資する場合は、基本的にその
-
-
リターンだけで選んではダメ!「シャープレシオ」にも目を向けよう
こんにちは。K2 College大崎です。 先般の記事「リターン」だけでなく、「リスク」を理解