オフショアを利用して、法人口座で資産を守る
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オフショアファンド, ファイナンシャルリテラシー
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
「オフショア」は、所得税や法人税がなかったり、低かったりするので、富裕層や投資家のお金がそこに集まり、より富んでいくのも当然と、以前のブログでもお伝えしましたが、最近は、法人口座開設をするサポートをする機会が増えております。
コロナ渦で業績不振な企業が多い中でも、稼いでいる企業は稼いでいるのですね。
今回サポートしたケースは、役員の退職後の資産確保を目的として、会社が毎月資金を拠出していくものですが、それを日本のリスクと切り離して、オフショアで運用しながら増やしていき、退職時に役員が受け取るというものです。
オフショアは運用益に対して税金は掛かりませんから、複利の効果で、資金は雪だるま式に殖えていきますよね。
スキームとしては、口座を法人と役員の共同名義にして、拠出は法人がしていく。そして、共同名義にしますので、解約時の払出先は、法人または役員名義口座のどちらでも設定可能ですが、 今回は、役員名義口座に払い出すということですね。
もちろん役員が早期退職するケースにおいても、共同名義から単独名義に所有権を変更し、法人が継続運用することや、払出先を変更することも可能です。
退職金として受け取る役員は、日本で受け取ることもできますし、海外の銀行口座に払い出すこともできます。
また、他のプランに資金を移管してそのまま運用を続けながら殖やしていったり、終身年金に移管して、死ぬまで毎月決まった金額を受け取りながら、心穏やかな生活を過ごすという選択をすることもできますね。
最近は、また竹中平蔵氏が取り上げたことで、「ベーシックインカム」が話題となっておりますが、竹中式が導入されば、受給予定の公的年金も無くなる可能性もあるわけです。
このように日本においては、様々なリスクが増えているわけですので、やはり資産の一部は海外に置いておくのが賢明ですね。
優秀な経営者の方々は、そのあたりを肌感覚で感じていらっしゃるのでしょう。
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