10年物「アニュイティ」利回り3.1%、10年満期「固定金利商品」利回り3.6%
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ファイナンシャルリテラシー, 生き方
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
昨日、アメリカの保険会社の方とミーティングをしたのですが、現在の10年物アニュイティの利率は3.10%/年とのことでした。
「アニュイティー」とは、アメリカでは一般的な保険商品で、日本では「個人年金保険」と言われています。アニュイティーは、いくつか種類があるのですが、上述の商品の場合は、購入後の10年間、年率3.1%で運用するものになります。
その後、毎月(毎年)、一定額が支払われる仕組みになっており、加入者が亡くなるまで一生涯受け取ることができたり、10年、20年などの一定期間で受け取ることができたりします。
一生涯受け取れるケースについては、以前のブログでも紹介してましたね。
それにしても、利率3.1%/年とは良いですね。
現在の米国債10年利回りでも1%を切っておりますので、魅力的な商品ですね。
米国債10年物は、長期的視野で見れば、どんどん利回りが下がっているのがわかりますね。
そう言えば、先日、河合もメルマガで事例紹介をしておりましたが、満期10年、利回り3.6%の「固定金利商品」でした。複利で運用していきますので、10年後には資産は1.4倍に増えます。
日本に住んでいるだけですと、なかなかこのような金利の付く商品を知ることはないですが、視野を海外まで拡げると、あるのですよね〜。
ちなみに、事例で紹介させていただいたクライアントさんは、利回り10%以上のオフショアファンドや海外積立投資でも運用されている方ですが、やはり、ファイナンシャル・リテラシーがある方は違いますね。
今回も、ハワイの生活費用として現地の銀行に預けてあった資金を、コロナの影響で当分ハワイには行けそうにないから、それならお金に働いてもらおうと、何かで運用できないかと連絡をいただきました。
【第684回】ハワイにある資金を使って、銀行引落から固定金利商品(年3.6%、10年)へ投資しました。【北海道 開業医 50代後半 男性】
この方は、医師で多忙な毎日を送られている方ですが、運用についての質問もよくいただきます。
要は、自分の資産に対しての意識が高く、行動に移される方なのです。
以前のブログでも、人生は「考え」と「行動」でよって形成されると述べておりますが、決断を先延ばしにしていては、なかなか資産は増えません。
なぜならば、資産は時間とともに増えていくからです。
弊社でも、為替が心配だの、もう少し考えてみるなど、投資すると決めてからも優柔不断な方がおりますが、先延ばしにしている間に、その商品には申し込めなくなったり、運用する金利が下がったり、運用益を得ることができる機会損失を招いたりして、お金を殖やしたいから投資するのに、本末転倒になっている方も少なくありません。
まず、何のために投資をするのかをしっかり考えて、決断したら、即行動に移されるとよろしいかと思います。
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