プルデンシャル生命保険「リタイアメント・インカム」ってどうなの?
公開日:
:
ファイナンシャルリテラシー, 保険
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
弊社には、プルデンシャル生命保険が扱っているリタイアメント・インカムについての相談を多く頂きます。
検討している方からの相談もありますが、すでに加入されている方からの相談も少なくないです。他にもっと条件の良い保険があることを知って、不安になられるのでしょうね。
「死亡保障と老後の資金づくり」を目的に保険に加入されるわけですから、その目的を果たすためにベストな内容を選択したいと考えるのは当然ですね。
そこで、今回は、プルデンシャル生命保険の「米国ドル建てリタイアメント・インカム」と他の保険を比べて、検証したいと思います。
ちなみに、米国ドル建てリタイアメント・インカムは、「米国ドル建年金支払型特殊養老保険」と呼ばれる保険商品で、
死亡保障と老後の資金づくりを米国ドルで同時に実現する内容となりますので、比較する保険も同じ目的を叶える商品にしてあります。
条件はリタイアメント・インカムの資料記載の内容に合わせて比較します。
【リタイアメント・インカム】
契約年齢:35歳(男性)
月払保険料:482.00USドル(高額割引制度適用)
基本死亡保険金額:100,000USドル
満期保険金額:215,428USドル(65歳時点)
リタイアメント・インカムは、
35歳から毎月482 USドルを30年間支払って行けば、
65歳の時には215,428 USドルを満期保険金として受け取ることができるわけですね。
30年で約1.24倍、年平均1.4%の利回りの商品
「プルデンシャルの営業マンから聞いている利回りと違う」
と思う方もいるかと思いますが、営業マンが3〜4%と伝えているのは「利率」であって、それは「利回り」とは違います。
これをインデックス型終身保険で試算してみたところ、以下の通りになりました。
【インデックス型終身保険】
契約年齢:35歳(男性)
年払保険料:5,784USドル(毎月482USドル)
基本死亡保険金額:558,841USドル
満期保険金額:603,572USドル(65歳時点)
まず、ご覧いただきたいのは、支払う保険料が同じにも関わらず、死亡保険金額が5倍以上違います。
リタイアメント・インカム:100,000USドル
インデックス型終身保険:558,841USドル
満期保険金額は約2.8倍、インデックス型終身保険の方が多く受け取ることができます。
リタイアメント・インカム: 215,428USドル(65歳時点)
インデックス型終身保険:603,572USドル(65歳時点)
※インデックス型終身保険はNASDAQ100(S&P500でも可)インデックス指数で運用しておりますが、過去15年平均(673,314 USドル)よりも低い過去25年平均の方を採用してあります。
【インデックス型終身保険】は、
35歳から毎年 5,784USドルを30年間支払って行けば、
65歳の時には603,572USドルを満期保険金として受け取ることができるわけですね。
30年で約3.48倍に増え、年平均7.1%の利回りの保険商品になります。
繰り返しになりますが、「死亡保障と老後の資金づくり」を目的に保険に加入されるわけですから、その目的を果たすためにベストな内容を選択したいですよね。
インデックス型終身保険の試算表を希望される方は、こちらからご連絡ください。
すでにリタイアメント・インカムに加入されている方も、それ以降の保険料の払込を中止し、「払済」として満期まで運用することができますので、
これから支払う保険料は、よりお金が増えるインデックス型終身保険で運用した方が合理的ですね。
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