学んでからにするか。丸投げするか。
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ファイナンシャルリテラシー
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
このブログは、皆さんのライフプラン設計に役立つように、主にファイナンシャル・リテラシーを付けていただくことを目的として書いております。
2022年度から高校の家庭科で金融教育が行われるようになりますが、すでに社会に出ている方は、自分自身で学んでいかなければなりません。
生涯の経済計画とリスク管理生活の基盤としての家計管理の重要性や家計と経済のかかわりなどについて理解させ,経済計画とリスク管理の必要性について考えさせる。
また,生涯を見通した経済の計画を立てる場合には,事故や病気,失業などの不測の事態や退職後の年金生活なども想定し,生涯賃金や働き方なども含め,リスクにどのように対応したらよいのかを考えさせる。その際に,クレジット,住宅ローン,保険,株式など具体的な事例などを通して理解させる
<高等学校学習指導要領解説 家庭編>から一部抜粋
ファイナンシャル・リテラシーがあるかないかで、生活の質は大きく異なってきますが、学ばなくても、丸投げすることで、生活の質を高めている方はいらっしゃいますよね。
まさにわたくしの友人の一人がそうです。
先般も、新しい事業投資はないかと聞かれ、ある設備を購入し、それを企業に貸し出すことで、毎月収入を得ることができる事業を教えたら、わたくしがやっているならやりたいとすぐに始めようとしました。
わたくしも始めたばかりですので、少し様子を診ることになりましたが、彼は太陽光発電事業を開始した際も、完全にわたくしに「丸投げ」でした😅
太陽光発電に適している場所やシュミレーションの検証の仕方などを教え、自分でいくつかの業者から案件を紹介してもらうように伝えましたが、わたくしが付き合いのある業者から入手して、その中からオススメを教えて欲しいと、完全に、「丸投げ」です。
しかも、わたくしが選別後、必ず現地に行って確認するように伝えても、わたくしが選別した案件だから大丈夫だろうと、視察に行こうともしない。
さすがにわたくしの方が心配になり、結局、一緒に現地確認に行きました。まぁ、近くにわたくしが所有している発電所があるので、視察の帰りに草刈りを手伝ってもらいましたが(笑)
弊社のクライアントさんでも、完全にお任せの方もおられます。
もちろん、その方の属性やライフプラン、資産状況などを確認した上で、その方に適した提案するようにしておりますが、「じゃあそれで」の一言です。
弊社には、投資経験のない方からの問合せもありますが、まずはヒアリングシートに答えていただき、その後、その方に適したプランを提案したら、すぐそのプランを始められる方も多いです。
ただ、こういう方々って、結局、しっかり資産を殖やしているのですよね。
「お任せ」や「丸投げ」って、言葉だけで捉えてしまうとイメージは良くないですが、この方々に関して言えば、要は「素直」なんですね。
自分であれこれ考えるよりも、プロに聞く。
上手く行っている人の真似をする。
この反対が、いろいろと知識や情報を身につけるのは良いけれど、間違った知識や情報に従って行動するために失敗する人もいる。
考えているうちに、思考停止になり、先延ばしにしている方も多いですね。
相談考えているのではなくて、ただ、行動するかしないかを悩んで決断できないだけですけどね。
わたくしは、ファイナンシャル・リテラシーを付けて頂き、投資に関しても自分で考えて運用して頂きたいと考えておりますが、「お任せ」や「丸投げ」でうまく行っている方が多いのも事実ですから、自分の性格に応じて、行動していただければと思います。
「丸投げ」するなら、しっかり丸投げしてください。
「丸投げ」は、こちらから。
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