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定年退職後の5年間で2000万円が消える!?

公開日: : ファイナンシャルリテラシー, 年金

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

YAHOOファイナンスのニュースを見ておりましたら、「定年退職後の5年間で2000万円が消える!?」の見出しが気になり、思わずクリックしてしまいました。

記事のタイトルは重要ですね(^^)

昨年のことですし、今年は新型コロナウィルスの話題ばかりですので、お忘れの方も多いかと思いますが、いわゆる「老後2,000万円不足問題」に関連するお金の問題ですね。

老後2,000万円不足問題は、昨年5月22日に金融庁が発表した「『高齢社会における資産形成・管理』報告書(案)」において、

「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では、毎月の不足額の平均は約5万円であり、

まだ20~30年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1,300万円~2,000万円になる」

とまとめられておりましたが、60歳の人のうちの約半分が90歳まで生存するというデータもありますから、65歳から公的年金を受給したとして、その後の30年で約2000万円が必要とのことでした。

金融庁、「将来の年金を当てにせず、自分でしっかり資産形成をしてくださいと」明言

 

記事では、60歳で仕事を辞めた場合、65歳までの公的年金受給までの5年間で必要なお金は2,000万円としており、「定年退職後の5年間で2000万円が消える!?」としているわけですね。

この5年間2,000万円の根拠は、12月8日に公表された家計調査の 1世帯当たりの消費支出283,508円/月(二人以上の世帯)に基づいており、この消費支出を5年間続けたら、他の臨時支出なども加えると約2,000万円になるという計算です。

なお、記事には12月分とありましたが、正しくは2020年10月分ですね。

 

内容としては当たり前の話ですが、意外と気付いていない方もいるかも知れませんね。

老後2,000万円不足問題については、わたくしも以前のブログで、下記のようにお伝えしましたが、

30年で2,000万円を作ろうとした場合、
毎月20,100円を積立投資し、5.9%の運用利回りで、複利運用すれば、用意できます。

これとは別に、定年退職後5年間の2,000万円を25年間で作ろうとしたら、
毎月20,100円を積立投資し、8.3%の運用利回りが必要になってきます。

日本で8.3%の利回りで運用していくのは難しいと思いますし、それこそ60歳までの運用期間が短い方は、毎月の積立金額を増やすか、より利回りの高い商品で運用していくしかありません。

もちろん60歳からも就業による収入が得られれば良いですが、 283,508円/月の収入を得られる方はどれくらいおられるでしょうか。

生産年齢人口の減少が加速しており、一部の仕事では労働力不足になることも考えられますが、反面、デジタル化に伴う仕事の消失も加速していきますので、その辺りも考えなければなりません。

また、そもそも公的年金は賦課方式です。

生産年齢人口(お金を支払う人口)の割合が減少しており、公的年金を受け取る人口の割合が増えていけば、受給できる公的年金の金額が減るのは当然です。

 

なお、老後2,000万円不足問題や、今回の5年間で2000万円が消えるの記事もそうですが、あくまでもモデルケースの話をしております。

この機会に、ライフプランを見直していたき、現状把握をしてください。

ライフプランの見直しは、お気軽にこちらからご相談ください。

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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