元本確保型プランを利用して投資しよう。
公開日:
:
NISA / iDeco, ファイナンシャルリテラシー, 積立投資
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
投資をしている人の比率も5年前より全世代で増えており、それ自体はとても良いことだと思いますが、大切なことは、投資する目的やご自身の属性をしっかり確認し、それに適した投資をするということです。
現在、相談いただいているクライアントさんですが、つみたてNISAでの運用を検討されておられます。
個別株へ投資したり、iDeCoやNISAを利用するよりは、よほど良い選択ですが、この方の投資目的は、教育資金の準備も含んでいるという点なのですね。
つみたてNISAを利用するということであれば、株や債券の投資信託で運用していきますので、基準価格は上がったり、下がったりします。しかもそのタイミングはプロでもわかりません。
その上、教育資金が必要な時期は決まっていますし、必要になる金額もおおよそ決まっております。
最悪なのは、資金が必要な時期にお金を減らしてしまっており、必要な金額に足りなくなる可能性があるということです。
このような可能性があるわけですので、教育資金を目的とする投資であれば、減らさない運用をすべきであり、クライアントへはその旨のアドバイスをしております。
投資する目的やご自身の属性をしっかり確認し、それに適した投資をするということを上述しましたが、たとえば、纏まった資金をお持ちの方であれば、元本が確保されており、毎年、固定金利が付くプランで運用されるのが良いでしょう。
満期10年のプランであれば 現在の固定金利は3.6%ですので、10年で1.4倍に増えます。
これが、毎月一定額を積立することができる方であれば、こちらも満期時に元本を確保してもらいながら、運用益も受け取ることができるプランで運用されるのが良いでしょう。
15年満期であれば、140%(元本+40%運用益)確保
10年満期でも、100%(元本)確保
教育資金準備のために、こちらのプランを利用している方は多く、このブログでも紹介してますので、参考にしてください。
なお、このプランはS&P500インデックスで運用していきます。
相談いただいているクライアントさんは、つみたてNISAでの運用を検討されておられるとのことでしたので、S&P500インデックスで運用している投資信託を選ぶことはできます。S&P500インデックスが順調に推移し、教育資金が必要な時期まで何もなければ、両者の運用成績も同じでしょう。
しかしながら、つみたてNISAを利用しての運用の場合は、元本確保してくれる仕組みがないので、教育資金が必要なタイミングに、今年3月の株価が3割暴落したような状態になると、必要な資金を大きく減らしてしまいますが、満期時に元本を保証してもらえるプランで運用していれば、15年満期であれば、元本の140%が保証されておりますので、必要な資金を大きく減らすどころか、しっかりお金を増やしており、投資目的である教育資金の準備は達成するわけです。
今のように株価上昇が続いている状況では理解できないかも知れませんが、大切なことは、可能性を想定した運用をすべきです。
特に教育資金など、必要な時期が決まっている場合はなおさらだと思いますよ。
繰り返しになりますが、投資する目的やご自身の属性をしっかり確認し、それに適した運用を心がけてくださいね。
以下より、元本確保型ファンド入門書(マニュアル)をダウンロードできますので、いろいろ調べてみてください。
少しでも役立つ記事でしたら、↓のロゴをクリックしてね。
元本確保型ファンド入門書(マニュアル)を無料進呈します
みなさん大好きな『元本確保型ファンド』をまとめました。
ざっくり3種類に分けられる元本確保型ファンド。どれを選んでも満期には元本が保証されてます。
- 運用で資産を増やしたいけれど、もうさんざん損をしている方
- すでにリスクをたっぷり取っている方
- 運用してもいちいち値動きを気にしたくない方
上記の方はすぐに解決できますよ
関連記事
-
S&P500 VS ダウ平均 VS ナスダック100
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 米国を代表する株式指数の「S&P
-
「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース」 VS「S&P500」
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 先般、このブログで「アライアンス・バーンスタ
-
それでもやはり、公的年金がベースです。
おはようございます。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 みなさんは、もう、
-
消費税は社会保障の財源ではなく、法人税と所得税の穴埋め
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 自民党の茂木幹事長の発言が物議を醸してい
-
「リターン」だけでなく、「リスク」を理解した上で投資すべき
こんにちは。K2 College大崎です。 弊社のクライアントは日々のやり取りの中でリテラシー
-
「ねんきんネット」で受け取る年金見込額を試算しよう
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 前回のブログでは、毎年の誕生月に届く「ねん
-
「参加率」とはなんぞや?
こんばんは。投資アドバイザーの大崎です。 前回のブログでは、世界株式に投資して年率18.8%(
-
金融所得課税は先送りだが、増税は進んでいる
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 岸田首相は就任時の記者会見において、金融
-
「結婚しないかもしれないから貯金している」って、どういう事?
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 先日、カフェでお茶をしていましたら、隣のテ
-
「海外積立投資」から「オフショア資産管理口座」経由での投資へ
おはようございます。投資アドバイザーの大崎です。 ここ最近のブログでは、他の仕組みを使って貯ま