自社株は買うな
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ファイナンシャルリテラシー, 分散投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
先週末は、元同僚の資産運用のアドバイスに行ってきました。親から相続した資金もあり、纏まった資金の相談です。
今後のライフプランや必要な生活費などを確認して、どのようなプランで運用して行けば心穏やかな生活を送れるかの指針をアドバイスする予定だったのですが、9時間も要しました😅
・ライフプランや今後の生活費の確認
・資産把握
・生活防衛資金と資産運用イメージ
・投資におけるリスク/リターンの考え方
・積立投資と一括投資を使い分けた資産効率の高め方や、それぞれを利用した本人に適したプラン
・お金の使い方
・投資信託、インデックス指数とは何か。
・キャッシュフロークワドラントについて。
・節税を利用した資産運用について
・日本の医療保険や生命保険が不要な理由
などなど。
それこそ、彼女は給与明細や企業型確定拠出年金の明細も用意しており、しっかり現状把握して進めることは出来たのですが、彼女は理系脳でどうしてそうなるのかの質問も多く、その都度回答していましたら、正直、まったく時間が足りませんでした😅
給与明細で確認できたのですが、彼女は自社株を購入しておりました。
彼女はすでに売却しておりましたが、このブログでも何度か自社株は購入しない方が良い旨を伝えておりますね。
ほとんどの方が、日本で働き、日本円で給与を貰っていますよね。
自分の資本(労働力)を日本企業に投下し、そしてその会社から日本円で給与をもらう。しかも、ほとんど増えていない日本企業の株に、日本円で投資する。
わたくしの先輩は、更に自社株も購入していましたから、それこそ、会社が潰れたら、給与を得る場所も、給与も、自社株に費やしたお金もすべて失います。
この会社の場合、自社株といっても上場はしておりませんので、従業員による「持株会」による購入です。給与や賞与から拠出金を天引きして自社株式を購入し、会員はその拠出額に応じた割合で奨励金などを得る制度です。
奨励金などを得られるメリットはありますが、会社が潰れることがあれば自社株式は紙くずになりますし、その会社から得ていた給与も貰えませんから、まさにリスクの集中であり、資産管理の点からすれば避けるべき行為です。
まさに、「卵は一つのカゴに盛るな」ですね。

上場している会社の自社株を所有されている方であれば、企業業績によっても株価は下がりますので、退職が視野に入っている段階で株価が低いままであれば、それこそ損失を抱えることも有り得ます。
彼女と一緒に仕事をしていた会社は旅行会社であり、現在、大変な状況です。
冬のボーナスは0でしたし、2022年夏までボーナスはなく、毎月の給与も15%カットです。そして、現在2万9000人いるグループ人員は、21年度に6,500人削減する目標で、現在、早期退職を進めております。
会社のことを考えると、自社株を売却すれば、それこそ会社のキャッシュはますます厳しくなりますので、立場によっては躊躇する方もいるかと思いますが、まずは、自分や家族のことを考えるべきです。
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