何をやってもうまくいかないと思われる環境下では、ヘッジファンドで探せ
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
S&P500種指数は年初から23%下落し、1932年以来最悪のパフォーマンスとなっています。
ゴールドマン・サックス・グループの調査によると、1950年以降にS&P500種指数が15%以上下落した場面は17回あったが、そのうち11回は、FRBが再び金融緩和に転じたタイミングで株価が底打ちしているとのことですが、
インフレ抑制のために FRBは金融引き締めを始めたばかりですので、当分、見込めそうにないですね。
ただ、景気後退のリスクも高まってきており、
JPモルガン・アセット・マネジメントのストラテジストは、利上げをそれほど長く続けられない可能性も高まっており、1年以内に利下げを検討する場面があっても驚きではないと述べております。
とは言え、当面は株価下落が続きそうです。
先般、FRBが利上げを加速するとの観測が拡がり、株・債券などが一斉に売られたことがありましたが、中には、うまくリターンを上げている資産クラスもあります。
このブログでも、株式や債券のような市場の値動きとは相関関係が極めて低いオルタナティブ資産や、買い(ロング)だけでなく売り(ショート)からもリターンを上げることができるヘッジファンドをポートフォリオに組み込んでリスク分散をしておくことを提案してますよね。
アイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏も以下のように述べております。
何をやってもうまくいかないと思われる現在の環境の下で、投資家は何かを探しており、ヘッジファンドの領域に今はそれが存在すると思う
レラティブバリュー戦略を採用するヘッジファンドやアビトラージ(裁定取引)戦略は、市場の標準を上回るリターンを生んでおり、クオンツも今年は実際うまくいっている
「レラティブバリュー戦略」といっても、具体的には「債券アービトラージ」、「転換社債アービトラージ」、「株式マーケットニュートラル」などがありますが、主に、株式や債券、通貨、コモディティなどに対し、ロング(買い)とショート(売り)を組み合わせることによって生ずる価格差で収益を上げる投資戦略をいいます。
「アービトラージ(裁定取引)」は、一時的な価格差が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のことを言います。
要は、ロング(買い)とショート(売り)の両方ができるヘッジファンドが、今の環境下でもリターンを生んでいるということ。
弊社で紹介しているあるヘッジファンドには、年初来(2022年1月〜5月末)で30.7%というリターンを叩き出しているものもありますので、ぜひポートフォリオに加えておいてください。
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