K2 College

<年金減少>動くなら手遅れになる前に動かれた方が良い

公開日: : ファイナンシャルリテラシー, 年金

こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。

物価上昇、ならびに円安時において資産が目減りするということはこのブログでずっとお伝えしてきておりますが、受け取ることができる公的年金も減り続けることもお伝えしております。

65歳以上の高齢者割合は加速。将来の公的年金は大丈夫か?

ただ、将来の話ではなく、すでにここ2年連続で受給できる年金は減額されております。

あくまでも平均ですが、令和2年度の受給年金額は、国民年金(老齢基礎年金)で月額5万6,358円、厚生年金(老齢厚生年金)は月額14万6,145円となっておりますから、現在は、ここからさらに減っているということです。

 

現在の公的年金は賦課方式を採用しており、その時の現役世代が支払う保険料を受給対象者は年金として受取りますので、現役世代が減るということは、それだけ受け取る年金も減り続けます。

生産活動に従事する年齢層である「生産年齢人口」を20〜64歳と考える場合、2040年にはその生産年齢人口は総人口の50%となり、総人口の35%を占める65歳以上の高齢者の公的年金を支えることになります。

現役世代1.42人で1人の年金受給者を支えるという構図ですが、その現役世代の給与も減少傾向ですので、受給できる公的年金の金額が減るのは当然です。

 

そして、2021年4月から年金額の改定ルールが見直しされました。

「支え手である現役世代の負担能力に応じた給付とする観点から、賃金変動が物価変動を下回る場合には改定する」

年金が減る仕組みになっている

 

このため、2年連続で受け取る年金が減額されているのですが、収入が年金だけの方は、これからまだまだ続く物価上昇で大変でしょうね。

 

先日、年金受給者に該当インタビューをしている場面をニュースで観ましたが、その方は

親の年金額を知って、自分も同じくらい貰えるものだと考えて何もしてこなかったら、自分はぜんぜん足りないことがわかった

と言っていました。

今はお子さんが同居しているからなんとかなっているとのことですが、いつまでもお子さんが同居してくれるかわかりませんし、お子さんにも家族ができて子供の教育資金を用意する必要が出てこれば、それこそ仕送りなどの援助も難しくなるかも知れません。

 

ただ、何か対策をしようとしても年齢を重ねていれば、できることは限られてしまいます。

それこそ自分の代わりには働いてくれる資産がないのであれば、自分で働くしかないのではないでしょうか。

ただ、余程のスキルや経験がないと働く場としては限られてしまいますし、収入も限られるかと思います。

 

弊社には年齢層問わず相談や問合わせをいただきますが、思考停止で行動できないのは50代半ば以降の方が多いですね。

ご自身の人生ですので好きにすれば良いですが、動くなら手遅れになる前に動かれた方が良いですよ。

動かれる方は相談に乗りますので、こちらからご相談ください。

資産運用相談HPはこちら

証券会社、銀行で運用している株、債券、投資信託(ファンド)、仕組債、変額年金保険のお悩みはこちら『資産運用相談ホームページ』にて解決できます。あなたの保有中のポートフォリオをお気軽にご相談ください(すべて無料)。

関連記事

「海外積立投資」某ファンド2020年リターン+113.32%

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 今回は、2018年から海外積立投資を始め

記事を読む

「国民年金」は、保険であり、我々は投資しているのですね。

こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 前回のブログでは、我々が受給できる年金額は

記事を読む

お金を殖やしたいならば、「複利」で運用すべき

こんにちは。投資アドバイザーの大崎です。 このブログでも、「複利」の力を利用すれば、長い時間を

記事を読む

不動産購入の代償

AlexanderStein / Pixabay[/caption] こんばんは。K2 In

記事を読む

「終身年金」は続くよ、どこまでも。

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 本日のブログは、「終身年金」についてです

記事を読む

QUOカードを利用したお小遣い稼ぎ

こんにちは。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 コンビニエンス・ストアは、

記事を読む

65歳以上の高齢者割合は加速。将来の公的年金は大丈夫か?

こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。 昨日の日本経済新聞に以下の記事が掲載さ

記事を読む

短期豪ドル債オープン(毎月分配型)ってどうなの?

こんにちは。投資アドバイザーの大崎です。 よく投資に関しての相談をいただくのですが、本日は、「

記事を読む

投資の成果は、アドバイザー選びや投資先によって決まる

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 日々のクライアントさんからの相談内容は千

記事を読む

他人のお金で資産を殖やす

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 今回も事例紹介で、新型コロナ融資を受けて

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • オフショア投資無料メルマガ

    『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑