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年金の1階部分とは

公開日: : 最終更新日:2019/06/17 お金, ファイナンシャルリテラシー

おはようございます。K2 Investmentの大崎です。

ここ最近のブログにおいて、65歳から(公的)年金がいくら受け取れるか「ねんきん定期便」で確認するように促したり、また例を挙げ、受け取れる(公的)年金の見込額を計算したりしてきました。

65歳から受け取れる年金を「ねんきん定期便」で確認しよう

またその説明において、あえて(公的)年金と、(公的)を付けるなど意識し案内してきたのですが、みなさんは、年金には、「公的年金」と「私的年金」があることはご存知でしょうか。

公的があれば私的もあるのは当たり前だと指摘を受けそうですが、年金は、働き方により加入する年金制度が決まっています。

そして、よく家にたとえられて「3階建て」と言われますが、その「1階建て」「2階建て」部分が公的年金であり、「3階建て」部分が私的年金となります。
当然、「1階建て」より「3階建て」のほうが、受け取る年金額は多くなります。

まず、1階部分は「国民年金」です。
家でいうところの土台=基礎部分であるため、老齢基礎年金と呼ばれます。日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人に加入義務があります。
ちなみに、平成31年度(平成31年4月~平成32年3月まで)は、月額16,410円を納めることになっております。

会社員や公務員の方だと、毎月の給与やボーナスから厚生年金や共済年金と合わせて天引きされているため、知らない方も多いかと思いますが、一度、調べてみるのも宜しいかと思います。

 

なお、受け取れる年金額は加入期間で決まり、20歳から60歳になるまでの40年間、全期間保険料を納めた方は、65歳から満額の老齢基礎年金が支給され、その金額は780,100円となります。
※上記は平成31年4月分からの年金額であり、原則として、毎年4月に改定されます。

 

また、この老齢基礎年金は、65歳から支給されますが、本人の希望により60~64歳のいつからでも受給できます。これを「繰上げ支給」といいますが、「0.5%×繰上げた月数」が減額されて、一生、減額された年金を受給することになります。

逆に、65歳からではなく、支給開始を繰り下げて70歳までの間に受給することもできます。これを「繰下げ支給」といいますが、「0.7%×繰下げた月数」増額されて、一生、増額された年金を受給することができます。

 

次回は、公的年金の2階部分についてお話したいと思います。

 

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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