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米2年債と10年債で利回り逆転 景気後退シグナル発生!?

公開日: : 債券

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

米国債のイールドカーブ(利回り曲線)で逆イールドが発生しましたね。

1955年以来、逆イールドが発生し、リセッション(景気後退)が訪れなかったのは1回だけだそうで、また逆イールドが発生してからリセッションに陥るまでには6カ月から24カ月のタイムラグがあるとのことです。

この先、24カ月以内にリセッション(景気後退)は訪れますでしょうか。

 

米財務省は様々な債券を発行して政府予算の資金を調達しますが、その債券には1ヶ月から1年までの短期証券と、期間2年から10年までの国債、そして20年物や30年物の国債などがあります。

イールドカーブ(利回り曲線)とは、これらすべての利回りを折れ線グラフにしたもので、

「投資家はリセッションの指標として2年物国債と10年物国債の利回りを注視」しており、このたび、2年物国債の利回りが10年物国債を一時上回り、逆イールドが発生しました。

この前には、2000年代のITバブル崩壊やリーマンショック前にも出現しており、前回は2019年に発生し、その後、翌年に米国はリセッション入りしております。

また、2年物国債と10年物国債だけでなく、償還期限が短い国債の利回りが長い国債より高くなる逆転現象は他でも見られており、利上げがリセッションを引き起こしかねないとの見方も強いです。

 

一方、FRBのパウエル議長は、全米企業エコノミスト協会(NABE)の講演で、3ヶ月物財務省短期証券利回りと18カ月先のスプレッドの方が景気後退の予測力が高いとコメントしており、こちらではまだ金利差は開いています。

「率直に言って、イールドカーブの短期の部分である最初の18カ月を注目するよう指摘したFRBスタッフの優れた調査がある」

「それがイールドカーブを100%説明する力を持つ。その部分で長短金利の逆転が起これば、当局は利下げし、経済が弱いという意味になる」


ただ、逆イールドが発生してからリセッションに陥るまでには6カ月から24カ月のタイムラグがあるとのことでしたが、こんな短期のもので判断していて手遅れとならないでしょうか。

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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