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お金を殖やしたり守るなら、トラスト(信託)という仕組みを利用しよう。

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

オフショアについては、所得税や法人税がなかったり、低かったりするので、富裕層や投資家のお金がそこに集まり、より富んでいくのも当然と、以前のブログでも述べましたが、

トラスト(信託)の仕組みを利用して受託者に財産を預けることで、合法的に非課税になるため、富裕層や投資家のお金がそこに集まっていたのですね。

お金を殖やしたいならば、オフショアを利用しよう

オフショア投資をする上で切り離せないのが、このトラスト(信託)という仕組みですので、今回はトラスト(信託)について述べたいと思います。

なお、日本にも信託の仕組みはありますが、オフショアトラストのそれとは少し異なります。

 

このトラスト(信託)という仕組みは、中世イギリス時代から利用されていたと言われ、十字軍遠征の際、出兵した兵士が信頼できる者に土地などの財産を預け、残された家族の生活を守るようにしたわけです。当時は女性の財産権は認められなかったため、夫の死に備え、トラスト(信託)で財産没収を免れていたのです。

委託者(Settlor, Trustor)
受託者(Trustee)
受益者Beneficiary)

という三者の関係になり、

「委託者」が自分の財産を信頼できる者に委託し、財産を預かる「受託者」が運用・管理することで得られる利益を、「受益者」が得るわけですね。

イメージとしては、下図の通りです。信託協会さんよりお借りしました。

ちなみに、トラスト(信託)には、委託者、受託者、受益者の三者の関係に基づく制度ですが、委託者自らが受益者になることもできます。

 

そして、このトラスト(信託)は、財産管理機能、転換機能、倒産隔離機能という機能があります。信託協会では、以下のように説明されておりました。

財産管理機能

委託者や受益者に代わって、専門家である受託者に財産の管理・処分を委ねることができます。
なお、受託者は、信託目的の範囲内で、これを行使しなければなりません。

転換機能

信託することにより信託財産が信託受益権という権利となり、信託目的に応じてその財産の属性や数、財産権の性状などを転換することができます。

これによって具体的には以下のようなことが可能になります。

  1. 効率的な運用を行うために多数の者が信託した金銭をまとめる
  2. 投資しやすくするために大きな信託財産を小口化する
  3. 流通しやすくするために不動産などの信託財産を受益権にする

倒産隔離機能

信託された財産は、委託者の名義ではなく、受託者の名義となることから委託者の倒産の影響を受けません。
また、信託財産は受託者の相続財産にはならず、さらに受託者の債権者による強制執行が禁じられているため、受託者の倒産の影響を受けません。

 

なお、以前のブログで、投資信託は、国内外の株や債券、不動産といったマーケットごとに、複数の投資先がパッケージ化されている金融商品であり、多くの投資家から集めたお金を、運用のプロが投資家に代わって株式や債券、不動産などに投資して運用し、その成果を投資家に還元する仕組みと説明しましたが、

まずは、投資信託で積立投資を始めよう!

 

投資信託も、トラスト(信託)の仕組み通り、財産管理機能、転換機能、倒産隔離機能があるわけですね。

お金を殖やしたり守るなら、トラスト(信託)という仕組みを利用しよう。

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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