受給できる年金額が増えても、使えるお金が減る場合がある
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ファイナンシャルリテラシー
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
以下タイトルの記事がネットに上がっておりました。

週刊朝日2022年6月24日号の記事ですが、物騒な記事ですね。
年金の給付水準を調整する仕組み「マクロ経済スライド」という制度が導入されているので、今後30年間、年金額はほとんど増えないことが独自の調査で判明したとのことです。
増えていく「生活費」と増えない「年金額」を比べると、「年収500万円世帯」はほぼ壊滅状態で、毎年赤字幅が年々膨らんでいくとの内容でした。
わたくしも3年前のブログで「マクロ経済スライド」が発動されると、受給できる年金額は実質的に減るということはお伝えしておりますね。
ちなみに、先般は <年金減少>動くなら手遅れになる前に動かれた方が良い のテーマで、受給できる年金はすでに2年連続で減額されているとお伝えしました。
改めて「マクロ経済スライド」について説明しますと、
通常、賃金や物価が上昇すると受給できる年金額は増えていくものですが、「マクロ経済スライド」は賃金や物価が上昇するほどは増やさないように年金額の伸びを調整する仕組みですから、実質的には使えるお金が減るというものです。
日本においては長期に渡ってデフレが続いておりましたのであまり気にしていなかったかも知れませんが、今後、インフレが長期化してくるとそうはいきません。
生活がより苦しくなってくると考えられます。
週刊朝日にもその記載がありましたが、1年ごとの「目減り」は小さくても、長期間になればその影響は大きなものとなってきます。
しかも、気づいた頃には「時すでに遅し」となる可能性があるので、「マクロ経済スライド」はやっかいな制度なのです。
どういうことかというと、実質的には使えるお金が減るにも関わらず、受給できる年金額が増える場合は危機感を感じないという点です。
現在は、上述しましたとおり、2年連続で受給できる年金は減額されておりますので想像できないかも知れませんが、仮にこの先、受給できる年金額が増えることになった際、増えた年金に安心して生活していると、インフレで高騰している物価に追いつかず、どんどん生活が貧しくなり、年金だけでは生活できないといった状況に陥ってしまう可能性も無視できません。
こちらのブログでも、3年前に今できることから始めて行きましょうとお伝えしておりますが、インフレ対策にしても、円安対策にしても、行動してきた方々は、恐れるに足らずですね。
物価上昇が続いている中でも受給できる年金が減額されるような国です。
環境に適応しながら生き残っていきましょう。

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