「アセット・アローケーション」が投資リターンの90%程度を決める
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ファイナンシャルリテラシー, 分散投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
前回のブログこんな時こそ「分散投資」の重要性を確認しようにおいて、「資産(銘柄)の分散」、「地域の分散」、「時間(時期)の分散」について改めて考えてみましたが、
長期投資において重要なのは、「どの銘柄を選んだら良いか」、また「どのタイミングで買ったり売ったりしたら良いか」よりも、「どの資産をどのように配分するか」で投資のリターンは決まると言われています。
資産は「アセット」、配分は「アローケーション」のことですから、この「アセット・アローケーション」の中身によってパフォーマンスは大きく左右されるということです。
とても重要な考え方ですね。
これについては、いくつかの考え方がありますが、そのうちのひとつが、投資の名著として絶賛される「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者のバートン・マルキール氏が提唱している「財産4分法」です。
4つの財産(資産)に分散して投資すべきで、年を追うごとに株式などのリスク資産の割合は減らしていくべきという考え方です。
「財産4分法」
20代半ばの場合:不動産10%、現金5%、債券20%、株式65%
30代半ばの場合:不動産10%、現金5%、債券30%、株式55%
40代半ばの場合:不動産12.5%、現金5%、債券37.5%、株式45%
50代半ばの場合:不動産15%、現金10%、債券50%、株式25%
若い方であれば資産の10~15%を不動産で持つなんてことは難しいと思いますので、ここはREITといった不動産投資信託で良いと思います。
持ち家の方も、結局は大家である自分自身に家賃を払っている(帰属家賃)ことと同じですので、不動産に含めて考えてください。
そして、もうひとつが自分の年齢を100から差し引き、その差の割合をリスク資産へ投資すべき数値とする「100マイナス自分の年齢法」という考え方です。
たとえば、あなたの年齢が45歳であるならば、100マイナス45歳=55%を株式などのリスク資産に投じるべきということです。
「100マイナス自分の年齢」法
20代半ば(25歳)の場合:リスク資産75%
30代半ば(35歳)の場合:リスク資産65%
40代半ば(45歳)の場合:リスク資産55%
50代半ば(55歳)の場合:リスク資産45%
バートン・マルキール氏の「財産4分法」のうち、株式と不動産をリスク資産と考えると、年齢に対するリスク資産の割合は、「100マイナス自分の年齢」とほとんど同じ割合になりますので、ぜひご自身のアセット・アローケーションの参考にしていただくと宜しかと思います。
ここでの大切なことは、年を追うごとに株式などのリスク資産の割合は減らしていくべきということです。
ただ、「相関指数」 分散投資が効かない?それは選ぶ内容が悪いです。 のテーマでもお伝えしましたが、債券は株式よりボラティリティー(値動きの幅)は緩やかですが、最近はその動きが株式と連動する傾向が高くなっております(国債債券は除く)。
そのため、株式や債券との相関関係が極めて低く、ボラティリティー(値動きの幅)が低いオフショアファンドを債券の代わりに一部含めておくのも宜しいかと思います。
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