グローバル化の終わりの始まり!?
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ファイナンシャルリテラシー, 世界情勢
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。
26日の外国為替市場で対ドルの円相場は一時、104円台の高値をつけましたね。
米中追加関税の報復合戦の影響ですが、為替が円高が進んだことで、日本の株式市場も一時は540円台安と大幅反落になっております。
以前のブログにおいても、要人の発言だけでマーケットは左右されるので読むことは難しいとお伝えしましたが、米中覇権戦争は当面続きますので、ジェットコースターのようなマーケットが続くと理解しておいた方が良さそうです。
一般投資家は、この機会にオルタナティブ資産(=株式や債券と相関性が低く、上下のブレ幅が少ない運用ができるファンド)での運用を考えた方が良いでしょう。コア部分をオルタナティブ資産で安定運用し、株式はマーケットに応じて、サテライト部分として運用すれば良いのではないでしょうか。
投資信託などで積立投資をされている方は、評価額が下がっても淡々と積立を続け、評価額が下がったからといって市場から退出しないことが大切です。
積立投資の場合は、評価額が下がればそれだけ購入量が増えますので、市場が上昇トレンドに入った際に、評価額が上がりリターンを得ることができます。
さて、話題に事欠かないトランプ大統領ですが、ブログでも何度か述べております通り、「アメリカ・ファースト」を掲げるナショナリストであり、グローバリストのユダヤ系国際金融資本とは、相反関係にあります。中国共産党の覇権阻止に関しては利害が一致しておりますので、お互い牽制し合いながら、やり合っているという状況ですね。
トランプ大統領は、先日もパウエルFRB議長の講演に対し「パウエルFRB議長と中国の習近平国家主席のどちらが米国に対するより大きな敵なのか」とツイッターに投稿して痛烈に批判しました。
以前のブログでもお伝えしておりますが、アメリカ連邦準備制度(FRB)は、グローバリストであるユダヤ系国際金融資本の支配下にあります。
これまでのオバマ大統領までは、グローバリスト(ユダヤ系国際金融資本)によってグローバル化が進められて来ましたが、トランプ大統領は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの離脱や、パリ協定からの撤退など、これまで国際金融資本が推進してきたグローバリズムを破壊しようとしています。
また、トランプ大統領は、米国企業に中国からの撤退を呼び掛けたりして、グローバリズムを破壊しようとする動きを強めています。
今後、アメリカ経済に影響してくるでしょうから、トランプ大統領がどう舵を切るのか見ものです。
なお、アメリカ企業の動きも変わってきました。
アメリカの企業経営においては、「企業は主に株主のために存在する」という株主第一主義が長らく踏襲されてきました。それゆえ、世界でも経済のための社会が拡がり、国際金融資本による活発なロビー活動がなされ、その国での法整備が進み、グローバル化という自由貿易の中で、国際金融資本の支配が進んできたわけです。
以前のブログで紹介しました多国籍バイオ化学メーカーの「モンサント」による、種子と農薬、化学肥料をセットで販売するビジネスなんて、まさにその典型例ですよね。
(次回へ続く)
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