新型コロナウィルス あなたのライフプランは大丈夫?
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
昨日、会員向けレポートで米国株式市場について纏めたのですが、その中で、中央銀行であるFRBの資産も膨らんでおり、無制限緩和による金融システムの崩壊についての懸念を述べました。
偶然にも、今朝の日経新聞の記事にも、FRB資産の拡大についての記事が掲載されており、野村証券の雨宮愛知氏の「経済や金融システムの打撃を防ぐため、国債の大量購入で金利を抑えるだろう」という声も取り上げられておりました。
また、ここ最近のブログで、米国シェールオイル企業の破綻が金融危機に発展する可能性についても述べてきておりますが、こちらについても、一昨日(4/1)のブログでは、業界最大手「チェサピーク・エナジー」の株価を例に挙げながら取り上げたところ、
偶然にも、昨日(4/2)のロイターが、米シェールオイル企業「ホワイティング・ペトロリアム」が米連邦破産法第11条の適用を申請したとの記事を掲載し、その中で、業界最大手「チェサピーク・エナジー」が債務再編の専門家に助言を求めたり、現金保有を高めるために投資銀行の協力を仰いでいるなど、経営が危うい点が記載されておりました。
メディアの記事をブログで取り上げることは多いですが、ブログで取り上げたことが後から記事で目にすると、嬉しいものですね。
3/18のブログ「IOCはいつオリンピックを中止にするのだ」においても、 個人的には、オリンピックは中止になると考えており、このタイミングで、日本も他の先進国と足並みを揃え、徐々に「ロックダウン」を発表していくと述べてましたが、
その後の3/23には、東京都の小池知事が「ロックダウンもあり得る」と発表しましたし、各自治体は徐々に移動制限をかけてきております。
ちなみに、ロックダウンとは、今回の新型コロナウイルスの場合は「都市封鎖」という意味合いで使われております。
日本では根拠となる法律がないので難しいかも知れませんが、現在、各自治体が実施している外出自粛の要請に対し、政府の緊急事態宣言で、より強力に外出自粛を要請することになりますでしょうか。
ブログで取り上げたことが「当たった」「外れた」ということを述べたい訳ではなく、実際の情勢を述べており、いずれも、何もしなければ、それに近いことが起こってくると考えております。
そのため、そうなったらどうなるのだろう、自分のライフプランにどういう影響が出るだろうとシュミレーションしていただき、自分や家族、そして大切な資産を守るため、今できることをして頂きたいです。
(追伸)
友人や知人には、本日、ロックダウンが発表になるようだから、パニックによる食物の買い占めが起こる前に、当面の食糧や生活用品などを、早めに確保して備えておいてねと、少し前に連絡してあったのですが、なさそうですね(^^;)
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