持ち家のために損をする!?
公開日:
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最終更新日:2019/07/21
ファイナンシャルリテラシー, 働き方
おはようございます。K2 Investmentの大崎です。
持ち家シリーズ第3弾です。
わたくしは、キャリアコンサルタント時代に、自宅から通えないという理由で、自分が希望する職を諦める方々とたくさん接してきました。
やりたい仕事で、年収も上がる。キャリアパスにとっても申し分がない仕事。ただ、自宅から通えないから、そのチャンスを諦める。
もちろん、単身赴任でチャンスを掴まれた方もたくさんおられますが、それでも、できれば家族と一緒に暮らしたいですよね。
奇遇にも、一昨日、わたくしがキャリアコンサルタントとして仕事をしていた時に、わたくしの紹介で某企業へ転職された方から、連絡をいただきました。律儀にも、他企業に転職するからとの報告です。
その方は、Director(部門TOP)として入社されたのですが、その後、自分の組織に2人採用いただきました。
神戸の企業から名古屋の企業に転職されたのですが、マネージメントする組織も大きくなり、年収も300万円UPというチャンスを掴まれました。単身赴任で名古屋に住まわれ、毎週末に神戸まで帰省されていました。
持ち家が足かせとなって、得れるチャンスが得られない、やりたいことに制約がでてしまう、自分の可能性に蓋をするなど、個人的にはもったいないと感じております。
持ち家を購入する理由は人それぞれですし、個人の自由ですのでわたくしには関係ありませんが、正直どこまで考えて購入されているのか、疑問に思うときがあります。
高度経済成長期を生きてきた世代には、以下のような価値観があり、その子供たちに引き継がれていることも多いでしょう。
「家を買って一人前」
「家族のために家を買うべき」
「みんな購入しているから」
しかしながら、時代も変わり、終身雇用、年功序列型給与の制度は崩壊しておりますし、人口減少が加速していく時代です。
また、これからは、親世代の持ち家が、子供たちの負担になってくる時代でもあります。
結婚して家庭を持っている家族にとって、自分たちも持ち家で暮らしている場合、それぞれの両親が持ち家で暮らしてい場合、2つの家を相続することになります。
他人に貸したり、売却できたら良いですが、それができないような場所に所有している場合、毎年、固定資産税は必要となりますし、メンテナンスも必要となります。
そのつもりはないにせよ、他界してから、持ち家のために子どもたちに迷惑が掛かるというのはどうなんでしょうか。
これから持ち家を購入しようと考えられておられる方は、その決断で人生を左右する可能性もありますので、よく考えて判断してくださいね。
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