「株価」は大幅反落、「債券」は過去最低金利 どうやってお金を殖やす?
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最終更新日:2020/03/13
オフショアファンド, ファイナンシャルリテラシー, 世界情勢
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
昨日の夜に、主要7カ国(G7)の財務相・中銀総裁が緊急の電話会議を開くとのことでしたので、内容を確認してからブログを書こうかと考えておりましたら、寝てしまいました(苦笑)
電話会議後の共同声明では、「強固で持続可能な成長を実現するため、また下方リスクから守るため、すべての適切な政策手段を用いるとのコミットメントを再確認する」と表明しました。
また、その後、米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを発表しましたが、株価は大幅に下がりましたね。
まぁ、その前に各中央銀行がコメントを発表しておりましたので、市場はすでに織り込んでおりますから、想像はできますが。
FRB(2/28)
「政策ツールを用いて適切に行動する」日銀(3/2)
「今後の動向を注視しつつ、適切な金融市場調節や資産の買い入れの実施を通じて潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針だ」ECB(3/2)
「新型コロナという潜在リスクに対し、必要でふさわしい的確な措置をとる用意がある」英中銀イングランド銀行(3/2)
「財政、金融の安定性に必要なあらゆる措置をとれるよう英財務省や海外の当局と緊密に連携していく」
それと、今回、米連邦準備理事会(FRB)は、17、18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の前に緊急で0.5ポイントの利下げを決定しましたが、利下げの影響か、今朝のドル円相場では1ドル=106円台まで上昇しました。
米国債券市場でも買いが優勢となり、長期金利の指標である10年物米国債利回りは初めて1%を割り込んでおります(過去最低を更新)。
やはり、新型コロナウイルスによる経済下押しへの懸念は根強く、安全資産とされる債券に買いが集まっているのですね。
このような環境においては、株を持っていてもジェットコースターのように上げ下げを繰り返すだけですし、いつ暴落が襲っていてもおかしくないです。
債券を持っていても金利が低くお金はなかなか殖えていかないので、何で運用するかはとても大切なことです。
こういう時こそ、株式や債券のような市場の変動に影響を受けやすい資産とは相関関係が極めて低いオルタナティブ資産で安定した運用を考えてみてくください。
金融危機が来る前に、市場変動に影響を受けにくい資産にお金を移しておきましょう
もちろん株式での運用においても、アービトラージ戦略でコツコツとリターンを積み上げていく内容のファンドなどもありますので、現在のようなボラティリティが大きな環境においては、そのようなヘッジファンドで運用していく選択肢も取ることができます。
知っている資産運用の方法を増やして、その中から自分の考えに合う選択肢を選ぶ、賢い投資家になってくださいね。
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