「配当」見送り企業 続出か
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インカムゲイン, ファイナンシャルリテラシー, 国際金融資本
おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
ロイターの記事によると、英金融大手HSBCホールディングスが配当を見送る方針を発表したことに対し、香港の個人株主らが、臨時株主総会の開催を要求するとともに、法的措置も辞さない構えを見せているとのことです。
ブルームバーグの記事によると、英当局からの要請を受けてとありましたが、株主からの出資を受けている民間銀行であるHSBCホールディングスが、国際金融資本のピラミッドの上位に位置する「中央銀行」から指示されて、年内は配当を見送ることにしたわけです。「国際金融資本」については、本日の趣旨ではないですし、書き始めたら止まらないので、ここでは止めておきます(苦笑)。
また、米銀最大手JPモルガン・チェースにおいても、ダイモンCEOが、今年は「深刻な景気後退」に陥るとの見方を示し、新型コロナウイルスの危機が悪化すれば配当を停止する可能性があると述べて、波紋を拡げております。
HSBCホールディングスは高配株で人気の株式でしたし、最近では、配当金だけで生活できるようになろうと、高配当株投資を始める投資家を増えてきておりますね。
わたくしもオフショアファンドへ投資する前は、海外ETFに投資しておりましたので、配当金は嬉しかったです。
ただ、当時は、NISAという制度もなく、配当金が出るたびに税金が引かれておりましたので、税金を引かれることなく再投資できる海外の証券会社での運用に舵を切り、その途中でオフショアファンドを知り、オフショアファンドでの運用を始めることになったわけです。
また当時は、特定口座という制度もなかったので、確定申告で外国税額控除の計算をするのが面倒くさかったですしね(苦笑)
という訳で、配当金の魅力は理解しながらも、ある程度の資産がある方は別ですが、資産効率が悪いので、以前のブログ「「分配金」や「配当金」が出る商品の資産効率は? 」でもお伝えしております通り、あまりお薦めしておりません。
そして、配当金は企業の業績により、増配や減配することもありますし、今回のように、無配になることもあり得ます。
(ちなみに、HSBCの配当金は、リーマン・ショック前の水準に戻しておりません)
配当金だけで生活できることを目指すことは良いことですが、依存しすぎて、無配が続いた際に、生活資金が足りないということにならないようにしてくださいね。
なお、オフショアファンドの中には、年6%の配当金を得ながらも、株や債券のように
市場変動の影響を受けにくく、安定運用ができるファンドもございます。
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