「海外積立投資」そのIFAや紹介者で大丈夫?
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ファイナンシャルリテラシー, 積立投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
弊社のサポートで海外積立投資をされているクライアントへ2021年度の推奨ポートフォリオの案内をしたのですが、多くの方から推奨ポートフォリオへの変更の連絡をいただいており、現在、サポートが対応しております。代表の河合がサポートを始めて10年経ちますので、正直、かなりの量になります(^_^;)
正直、かなりの手間ですし時間も要しますが、わたくしも平行して、今まで積立されて来られた部分を確認し、それぞれ見直しの提案などを進めております。
ちなみに、海外積立投資はいくつかの保険会社や信託会社が扱っておりますが、そのほとんどは自社の営業マンが販売するのではなく、我々のようなIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)に委託しております。ですから、契約者はどこかのIFAを経由しているはずですね。
しかしながら、日本において海外積立投資をされている方の多くは、IFAと契約しているブローカーから紹介を受けて積立を始めているケースが多いのですが、このブローカーがいい加減な方が多く、そもそも商品知識がなかったり、虚偽の案内をしたり、連絡がつかなくなったりする問題が多発しております。
ですので、なるべくIFAのサポートで始められるのをオススメしますが、IFAも玉石混交というのが実情です。
以前のブログでも案内しました「一任勘定」を採用しているIFAも多いですし、本来であれば、市況に応じてスイッチングすべきなのに、ほったらかしのままというケースも多いです。
REITによってはコロナショック前の基準価格まで回復してないものもありますが、金融緩和の拡大で、ファンドの多くはコロナショック前以上に戻しており、ここ最近は何に投資していてもある程度のリターンは上がっているでしょう。
しかしながら、当たり前のことですが、投資先によってリターンは大きく異ります。
2021年に入り半月過ぎておりますが、この機会に自身がサポートを任せているIFAやブローカー(紹介者)に連絡を取り、ポートフォリオの見直しをしましょう。そして、中長期的にリターンが見込めるものにスイッチングをしましょう。
また、満期が近い方や定年退職されるなど、この先の収入が見込めない方は、暴落が生じる前にリスクが低いファンドにスイッチングされた方が宜しかと思います。ITバブル崩壊やリーマンショックの際の株価暴落は、2〜3年かけて暴落していき、もとの株価に戻るのに6〜7年は要しております。
なお、弊社では、クライアントには推奨ポートフォリオは提供しておりますが、一任勘定は受けておりません。毎年、クライアントの意思を確認して、その都度、希望されれば、ポートフォリオのスイッチングを行っております。そして、また、クライアントの属性に応じてアドバイスをしております。
他のIFA経由で積立投資をされている方で、運用がうまく行っていない方は、気軽にこちらからご相談ください。
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