50代以降は、徐々にリスクの低い運用に切り替えよう
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オフショアファンド, ファイナンシャルリテラシー, 積立投資
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
以前のブログでもお伝えしましたが、50 代になられたら、徐々にリスクの大きい株式の割合を下げ、安定運用に切り替えてください。
先日、河合のメルマガで事例として掲載させていただきましたクライアントさんですが、この方は、海外積立投資を15年間頑張って来られ、満期を迎えておられました。
そして、そのポートフォリオはひとつのファンドで構成されており、15年間運用されて、トータルでマイナスとなっておりました。そのファンドは、一時期はとてもリターンが良く、日本人投資家にも非常に人気があったファンドのため、いまでも保有されておられる方も多いと思います。
このクライアントさんは、満期を迎えて、ある程度の纏まった資産となっており、しかも60代になられておりましたため、市場が暴落する前に、市場の値動きの影響を受けにくく、低リスクで高いリターンを期待できるオフショアファンドに分散して投資をされて、大切な資産を安定運用する選択肢をご案内しました。
お金を殖やすために投資している方がほとんどですが、特に、50代以降の方は、徐々に守りに重きを置いて頂いた方が宜しいかと思います。もちろん資産状況など、属性によっても異なりますが、一般の方であれば、ぜひそうしてください。
まだ多くの方が、60歳や65歳で定年退職を迎えている現在において、そのタイミングで資産を大きく減らすことは、その後の生活に大きな悪影響を及ぼします。そして、資産の減少を労働収入で補うことができればまだ良いですが、現役時代にくらべて収入も少なくなるでしょうし、ずっと働き続けるのも厳しいですよね。
このブログでも何度もお伝えしておりますが、株価は実体経済とは乖離しており、各国の中央銀行が低金利政策や金融緩和で通貨供給量を増やしているから、それが株高に反映されているだけと相場高騰に警鐘を鳴らしてきております。
ITバブル崩壊やリーマンショックの際の株価暴落は、2〜3年かけて暴落していき、もとの株価に戻るのに6〜7年は要しております。
60歳や65歳で定年退職を迎えられる予定の方々にとっては、遅くとも50代半ばには、リスクの低い運用に切り替えておかないと、老後の資金を大きく減らしてしまっても、労働収入で補うことができない可能性もありますので、注意が必要です。
上述のとおり、株価は高騰しているために、まだ株価の上昇に期待したい気持ちは理解できますが、「まさか」は急に訪れます。
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