「お金がなくてランチが食えない会社員が3割もいる」積立投資で早めに対策しよう
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
「お金がなくてランチが食えない会社員が3割もいる」という記事を読んで、金融広報中央委員会が公表している「家計の金融行動に関する世論調査2021年」を調べてみました。
40代など、教育資金にお金が必要な世代がお金がないのは予想できましたが、
どの世代も割とお金がない
以下は、年代ごとの金融資産保有額ですが「中央値」を見てください。
「平均値」ですと少数の高額資産保有世帯によって大きく引き上げられてしまい、実態とはかけ離れてしまいますから、「中央値」で見ることが重要になります。
なお、「中央値」とは、金融資産保有額の少ない順に並べたとき、真ん中に位置する世帯の金融資産保有額のことです。
今回調査で言えば、単身世帯(全体)における金融資産保有額の中央値は 100 万円ということですね。
それにしても50代で金融資産保有額が130万円、60代で460万円というのはやばいですね。
年金では「日常生活費もまかなうのが難しい」と考えている方が半分以上いるにも関わらず、この金融資産保有額ではまずいでしょう。
公的年金は賦課方式ですから、その時の現役世代が支払う保険料を受給対象者は年金として受取ります。
生産活動に従事する年齢層である「生産年齢人口」を20〜64歳と考える場合、2040年にはその生産年齢人口は総人口の50%となり、総人口の35%を占める65歳以上の高齢者の公的年金を支えることになります。
今後、現役世代は減りますから、それだけ受け取る年金も減り続けることになるでしょう。
20〜40代の方はお金を増やしていく時間は十分ありますから、早めに毎月の収入から一定金額を積立投資し、複利の力を利用して、お金を増やして行きましょう。
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