FAAMG(GAFAM)だけでS&P500時価総額の20%を占めている
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ファイナンシャルリテラシー, 海外投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
以前のブログ「コロナ禍でも強いNASDAQ100」 において、株式市場では巨大IT(情報技術)企業に資金が集中しており、「GAFAM」とも呼ばれる米国のGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの時価総額の合計が、日本の東証1部上場企業(約2170社)時価総額の合計を上回ったということを案内しましたが、これは何も日本の東証1部上場企業(約2170社)と比較だけのことではありません。
米国の代表的な株式指数であるS&P500は、米国のニューヨーク証券取引所、NSDAQ等に上場されている米国企業のうち、流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されておりますが、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーするほどの内容であり、投資の神様とも言われるウォーレン・バフェットも遺言として、以下のアドバイスをしております。
My advice to the trustee could not be more simple: Put 10% of the cash in short-term government bonds and 90% in a very low-cost S&P 500 index fund. (I suggest Vanguard’s.) I believe the trust’s long-term results from this policy will be superior to those attained by most investors – whether pension funds, institutions or individuals – who employ high-fee managers.
90%をS&P500インデックスファンドに投資すべしというものですね。
わたくしも、投資初心者には、S&P500での運用をお薦めしておりますし、弊社でも15年の満期時に最低140%(元本+運用益40%)が保証されるプランをお薦めしておりますが、そのプランもS&P500で運用しております。運用益40%が保証されるくらい運用成績が良いということですね。
<S&P500過去実績>
そして、そのS&P500においても、「GAFAM」の5銘柄だけで時価総額の20%近くを占めているということです。
ちなみに、以下のグラフをご欄ください。
2019年第4四半期におけるEPS(1株当たりの純利益)成長率を示しているグラフですが、S&P500は2%成長となっておりますが、GAFAM(ここではFAAMGで表記)を除いた場合は0%成長となり、FAAMGだけが株価上昇しているようなものです。
もちろん、これは2019年第4四半期のみのデータとなりますので、今後はどのようになるかはわかりませんが、
前回のブログ「「セクターローテーション」で投資対象を切り替える」でセクター別の伸びを見る限り、まだまだ、FAAMG含めたハイテク(情報技術)が牽引することになりそうですね。
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