S&500インデックス 過去25年の年平均リターンは9.74%
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ファイナンシャルリテラシー, 積立投資, 長期投資
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
前回のブログ「FAAMG(GAFAM)だけでS&P500時価総額の20%を占めている」において、S&P500インデックスについて取り上げましたが、やはりS&P500のリターンは素晴らしいですね。
というのも、5/16(土)14:00〜投資初心者向けにオンラインセミナーを開催したのですが、その際の資料で使用するために、S&P500の過去平均リターンを確認したところ、2019年における過去25年間と15年間の年平均リターンは、それぞれ以下の通りでした。
過去25年間年平均リターン:9.74%
過去15年間の年平均リターン:8.21%
10年に1回くらいは、大きく落ち込むタイミングはやって来ますが、
毎月、積立投資を継続している方であれば、暴落時にはお値打ちにたくさんの口数を仕込むことができ、それが購入平均単価を下げて、株価を戻した際にリターンとして跳ね返ってくるのですよね。
やはり、S&P500での運用は、ひとつの選択肢ですね。
ただ、通常であればS&P500でそのまま運用しても良いですが、現在は、いつ次の金融危機が来てもおかしくない状況です。
そのため、運用はS&P500でしながら、満期時には元本の140%や160%が保証されるプランを検討されることをお薦めいたします。
15年満期:最低140%確保(元本+運用益)
20年満期:最低160%確保(元本+運用益)
15年の満期時に最低140%(元本+運用益)が保証されるプランにつきましては、以前のブログでも取り上げておりますので、参考にしてください。
なお、どうして元本確保にできるのかというと、上述の通り、S&P500がそれだけ高いリターンで運用できているからなのですよね。
15年間の運用で、最低140%保証をするためには、約4%の年平均リターンで運用する必要がありますが、S&P500の年平均リターンは上述のとおりですので、それが可能なんですね。
投資家にとっては、年平均リターン8.21%(過去15年間)の運用を目指しながら、金融危機などの万一が生じた際は、最低140%が確保されるプランで運用した方が賢明ですよね。
ちなみに、このあたりのこともセミナーでは、しっかりお伝えいたしました。
ただ、投資初心者向けのセミナーということで、丁寧に説明することを心がけて進行したら、予定時間を大幅に超えて3時間近くになってしまいました(苦笑)
以下、本日までにアンケートに頂いたお声です。
–説明の仕方がよかったと思います。
-基本とはいえ、本質的なお話を伺えて大変貴重な時間となりました。
-わかりやすかったです。
-冒頭の日銀の話や、資産配分の話、リバランスの話がためになりました。
-日本銀行の話から、今後の予想、アセットアロケーション、リバランスと、初心者にとてもわかりやすい説明で時間があっという間でした。
-何となくわかったつもりの基礎知識について再確認できました。
-投資の必要性をはじめ、インデックスファンド・積み立て投資・ポートフォリオ・ドルコスト平均法・アセットアロケーション・複利運用など、投資の基本を再確認できて良かったです。また投資の仕組み作りが必要な事や、どのようにして増やしていくのかも、具体的商品例をまじえた内容で参考になりました。
-信用創造の説明や社会保険料の話、特に年金の企業負担分の行方のついて、一般の方に話する時の話し方など参考になりました。
ベーシックインカムの導入が進む可能性はありますが、投資をするしないで、将来の使えるお金が変わってくる時代です。
この先、どのような時代になっても良いように、投資は経験しておいてくださいね。
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