「海外積立投資」ポートフォリオを確認してください。
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
香港の某IFAのサポートで海外積立投資(Friends Provident)をされていた方が弊社へアドバイザー変更をされたのですが、ポートフォリオ見直しのため、個別面談をしました。
積立を始めて10年強、ポートフォリオもそのIFAにお任せだったとのことですが、約10年のリターンは約19.3%、年率平均で約1.93%という成績です。
毎月USD500を積立しているポートフォリオを確認したところ、以下の割合でした。
現金(USD) 35%
金 25%
中国(成長株) 25%
アフリカ 15%
はっきり言ってひどいですよね。
まず、積立投資はドルコスト平均法を利用してリスクを取りながら運用していくことができる投資にも関わらず、35%が現金のままって、機会損失を招きすぎでしょう。
この方が近々定年退職をされたり、金融危機を想定して現金や金にシフトしているということであればまだ理解できますが、それならば中国やアフリカのような新興国を40%も組み込んでいるのはおかしな話ですし、そもそもこの方はまだ十数年は労働収入があるという方ですので、どうしてこのような配分のままにしていたのか疑問です。
タラレバですが、仮にこの10年、
S&P500で運用していれば約4倍、
NASDAQ100で運用していれば約5倍になってました。
せっかく海外積立投資で運用しているわけですし、さすがにこれらインデックスに集中投資ではなく、いくつかのファンドに分散して長期運用をした方が良いですが、せめて米国や先進国株式はポートフォリオにいくらか組み込んでおくべきでしたね。
特に米国ハイテク株が入っていなかったのが痛いです。
過ぎたことは仕方ないので、この方には、今後の世界情勢やマーケット、しばらくはどのようなファンドをポートフォリオに組み込んでおいた方が良いかお伝えし、また、河合が作成した弊社推奨ポートフォリオをお渡しし、それらを参考にご自身でポートフォリオを選択されました。
こうやって自分で選んでポートフォリオを構築したり、検証したりしていくと、そのうち我々のアドバイスも必要なくなってきます。
個人的にはそのような投資家になっていただきたいですが、ほとんどの方は投資が本業ではありませんので、その時間は本業のスキルアップや副業の構築などに充てていただいた方が宜しいかと思います。
ただ、IFAに運用を任せている方でも、少なくとも年に1回はご自身のポートフォリオや運用状況を確認してください。
市況と比べて明らかに運用がうまくいっていない場合は、早めにIFAを変更した方が良いでしょう。
他のIFA経由で積立投資をされている方で、運用がうまく行っていない方は、気軽にこちらからご相談ください。

証券会社、銀行で運用している株、債券、投資信託(ファンド)、仕組債、変額年金保険のお悩みはこちら『資産運用相談ホームページ』にて解決できます。あなたの保有中のポートフォリオをお気軽にご相談ください(すべて無料)。
関連記事
-
-
FIRE(経済的自立と早期退職)の達成も「定率法」でした。
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。 前回のブログでは、老後資産を長持ちさせ
-
-
お金には「時間価値」がある。「現在価値」を意識しよう
こんにちは。K2 College大崎です。 家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる「消費者
-
-
広がる「米ドル覇権」からの脱却
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 昨日、米国のバイデン大統領と中国の習近平
-
-
【新NISA】どんな商品が人気?みんなの毎月の積立金額は?
こんにちは。K2 College大崎です。 今回は「【新NISA】どんな商品が人気?みんなの毎月の
-
-
「iDeCo」と「つみたてNISA」ってどちらが良いの?
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 以前のブログで、下記について、それぞれメリ
-
-
資産はなるべく米ドルを軸にして所有しましょう
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 前回のブログにおいて、国際金融資本がアメリ
-
-
新NISAで損をしてしまうケースもある
こんにちは。K2 College大崎です。 今回は「新NISAで損をしてしまうケースもある」に
-
-
「オフショア資産管理口座」で世界中の資産クラスへ投資する
こんにちは。K2 College大崎です。 海外投資をしているというと、「大丈夫なの?」と偶に
-
-
自営業・フリーランスの味方、「国民年金基金」
こんにちは。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 以前のブログで、「国民年金
-
-
「確定利回り貯蓄型保険」で海外に資産を持って、家族に残す
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 前回のブログで、現在のように経済活動が低
- PREV
- 仮想通貨ローン急拡大、家や車を購入
- NEXT
- コストの高い日本の投資信託




