「マイナンバーカード」推進は、政府が個人情報を欲しいから
公開日:
:
ファイナンシャルリテラシー
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。
菅官房長官が、昨日午前の会見で行政のデジタル化実現について述べ、鍵となるマイナンバーカードの普及が進んでおらず、年内に一気にめどをつけるべく、検討を進めて行くと意思を表明したようです。
菅さんは総裁選の政策でも、マイナンバーカードなどデジタル化に関して強力に進めるとしており、「デジタル庁」の創設まで検討しているようですから、既定路線でしょうかね。
マイナンバーについては、そのロードマップ含めて以前のブログでも取り上げておりますが、やはり2023年3月末までに、ほとんどの住民がマイナンバーカードを保有することになるのでしょね。
5月25日からは「通知カード」の新規発行はなくなり、9月1日からは「マイナポイント」が始まりました。
ちなみに、マイナポイントとは、キャッシュレス決済サービスの利用者1人当たりに、政府が最大25%のポイント5,000円分を付与するキャンペーンであり、この「エサ」を得るには、マイナンバーカードを持っていることが条件になります。
個人的には、手間や時間を考えても、魅力がない「エサ」ですし、お腹も空いていないので、全く興味はないですね。
どちらもマイナンバーカードを普及させるための政策ですが、政府は、マイナンバー制度導入の目的を下記と説明しております。
国民の利便性向上
行政の効率化
公正・公平な社会の実現
公正・公平な社会の実現とありますが、主目的は、税の確保でしょうね。
とは言え、会社員の場合は、そもそも源泉徴収されておりますので、あまり関係はないですから、対象は富裕層でしょう。
でも、少ない納税をしているのは、政治家や大企業も同じなんですけど、それについてはマスコミ報道はタブーですから、国民はそんなこと知らないのですよね。
まあ、もっと言うと、政府は個人情報が欲しいわけです。
このブログの趣旨とは外れますので、あまりその内容は書かないようにしておりますが、世界は監視社会へ向かっておりますので、マイナンバーカードは、そのひとつでしかありません。
本当に、自己防衛しかないですよ。
何かしら得るものがあったら、↓のロゴをクリックしてね。
オフショアファンド入門書を無料進呈します
日本では投資できない海外の優秀なヘッジファンド、オルタナティブの種類と投資の仕方をまとめています。
関連記事
-
-
社会保険料の従業員負担率は15.265%まで上昇している
こんにちは。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 本日の日本経済新聞の記事に
-
-
100万円台から投資できるトランクルーム投資
こんにちは、K2 College大崎です。 2年前くらいから次の投資先としてトランクルームを考
-
-
お金を増やすのに大切な「3つ」の方法
こんにちは。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 このブログにおいて、「長期
-
-
日本は、国際金融資本によって操られている
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 国際社会が注視している米中貿易戦争ですが
-
-
海外積立投資(140%元本確保型:15年満期)の事例紹介(教育資金・準備編)
こんにちは。投資アドバイザーの大崎です。 海外積立投資(元本確保型プラン)を始められたクライア
-
-
現在の株価は「割安」か
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 最近、相談で投資のタイミングについてよく
-
-
Facebookの新暗号通貨「Libra」は、基軸通貨になる可能性もある!?
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 Facebookが、新暗号通貨「Libr
-
-
「セクターローテーション」で投資対象を切り替える
おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 先日のブログ「コロナ禍でも強いN
-
-
「リスク」と「リターン」の相関関係とは
こんにちは。K2 Investmentの大崎です。 以前のブログを読まれて、いまいち「リスク」
-
-
再投資で「雪だるま式」に資産を殖やす
こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。 昨日、資産運用の相談がしたいと、個別面
- PREV
- 世界の稼ぎ頭、コロナ下でIT躍進。
- NEXT
- コストは掛かっても、仕事はプロに依頼すべき