世界の稼ぎ頭、コロナ下でIT躍進。

こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。

日本経済新聞に、以下の記事が出てましたね。アクセスランキングもTOPでしたので、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

直近、四半期の純利益をランキングしたところ、IT（情報技術）や半導体関連が躍進し、金融やエネルギー、自動車が順位を落とすなど、世界の上場企業の稼ぎ頭が急変しているという内容です。新型コロナウイルスの感染拡大で、デジタル化や脱炭素が加速しているとの説明もありましたね。

以前のブログでも、Information TechnologyやCommunication Servicesが67.7%も割合を占めている「NASDAQ100指数」がコロナ禍でも強いと取り上げましたが、相変わらずIT系は強く、情報通信分野においては、上位1000社のうち97社と、前年同期から25社も増えております。

コロナ禍でも強い「NASDAQ100」　

その他、中国のアリババ集団が9位に入るなど、電子商取引（EC）が躍進したり、デジタルトランスフォーメーションには無くてはならない半導体関連も躍進してますね。

今後も、デジタル化の流れは変わらないですし、リモートワークもしばらく続くでしょうから、ランキング表のセクターで言えば、情報通信、通信機器、インターネットサービス、ソフトウェア、半導体などは、まだ伸びる余地はあるでしょうね。

医薬品も新型コロナウイルス感染症の治療薬やワクチンに対する期待もありますが、テクノロジー技術を使ったイノベーションが起こるかもしれません。

投資とは、将来、資産(資本)を増加させるために、現在の資産(資本)を投じることですよね。

ということは、将来、資産(資本)が増える場所に投じなければなりません。現在、利益を上げているだけでなく、将来、利益を上げる場所に投資してくださいね。

当たり前のことですし、分かってはいると思いますが、念の為。

この機会に、ご自身の投資戦略を見直してみてください。