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憧れの配当金生活は大丈夫? 高配当ETF 41%減配

こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。

9月は、企業の決算や中間決算があるため、株式の配当金を受け取る投資家もおられますよね。一般的に、株式の配当利回りは2%程度が多いですが、中には3~4%を超える高配当な銘柄もあります。

最近は、アメリカ株式への投資が人気ですが、その中でも高配当銘柄に絞って投資されている方も増えております。

なお、わたくしは、企業分析をしっかりした上で、個別株へ投資されるのでなければ、一般投資家は個別株に投資すべきではないと考えており、株式投資をしたいという方には、ETFへの投資をオススメしております。
(もちろん、株価は関係なく、その企業を応援したいという方は、応援してあげてください)

なぜならば、個別株であれば、その企業だけに投資することになりますが、ETFであれば、銘柄によってその数は異なりますが、

例えば、「SPYD」という銘柄であれば、S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄で構成されておりますので、構成している企業のうち1社が破綻したとしても、構成する企業を入れ変えるだけで、銘柄には、それほど影響はありません。

これが、個別株に投資していれば、その企業の株式は紙くずになりますので、投資したお金は戻ってきません。

破綻まで行かなくて、業績でもリスク分散が効かないということは理解いただけますよね。

 

さて、先に紹介しました、この「SPYD」ですが、配当利回りが年4〜5%ある高配当なETFですので、最近は、配当金目当てに投資される投資家が増えておりました。

配当金だけで生活していこうとすると、それなりの投資金額が必要になりますが、将来、公的年金にプラスして配当収入を得ながら、将来、心穏やかな生活をしたいという気持ちは、よくわかります。

しかしながら、この高配当ETFの「SPYD」ですが、この9月に受け取る配当金は、なんと対前年比約41%減と、大幅なマイナスになると発表されました。

ちなみに、このSPYDは、3月、6月、9月、12月と年4回配当金を受け取ることができるのですが、前回6月の配当金も対前年比約20%の減配となっております。

コロナの影響もあり、構成する銘柄が無配当や減配をしているため、銘柄の入れ替えをしておりましたが、ここまでの減配は厳しいですよね。

中には、投資金額の半分近くを、この「SPYD」に投資している方がいるという話も聞きますが、まだ20〜30代の方であれば労働収入もあるので、この配当金を当てにした生活をしていなければ、それほど影響ないかと思いますが、

これが、その他に資産や収入やがなく、年金や配当金で生活している方であれば、心穏やかな生活どころではないでしょうね。

以前のブログ<家賃収入や配当金のように減らない「確定年金」のススメ>でもお伝えしておりますが、このように配当金は、減配や無配当となることもありますので、今回のことを教訓にしていただき、決して株式からの配当金だけを当てにして、将来のライフプランを計画しないことを提案したいと思います。

家賃収入や配当金のように減らない「確定年金」のススメ

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    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

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