「積立投資」市場に残ることが重要
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
前回のブログでも、公表される1月の米消費者物価指数(CPI)によっては、さらなる株価下落もあり得ると懸念しておりましたが、下落しましたね。
1月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなったようです。
それを受けて米国債利回りは急伸し、S&P500指数は前日比1.8%下落、大型ハイテク銘柄中心のNASDAQ100指数は2.3%下落しました。
また、ロシアのウクライナ侵攻に対する懸念もあり、11日にも株価は大幅続落となっております。
NASDAQ100指数は、年初来で-13.62%も下落しておりますね。
2020年3月のコロナショック以降の金融相場で、投資すれば儲かるからと理由で投資を始めた方は何が起きているかわからないでしょうね。実際、この約2年で米国株式に投資すれば儲かるという話をかなり耳にしました。
そして、そういった方は、この株価下落に耐えられなくなり市場より撤退する方も多いでしょう。
確かに長期投資においては、S&P500などの株式指数は上昇していきますので、
今後、可処分所得や公的年金が減り続ける日本においては、投資して使えるお金を増やしていくべきです。
そして、積立投資においては投資を続けるべきですし、投資がうまく行っていない方は、このような株価下落時で市場から撤退してしまう方です。
日本人の7〜8割が投資で失敗すると言われているのも、これが起因しているかと思います。
3月から始まる政策金利の利上げによる株価下落に対する懸念も、市場はすでに年内4回程度の利上げは織り込んでいると言われておりますので、株価が大きく下落することはないかも知れませんが、前回の利上げ時においては、20%程度の株価が下落しました。そしてその後、利上げを続けても株価は回復しております。
もちろん、今後、FRBのバランスシート縮小や景気減速懸念などで株価はどう推移するかわかりませんが、お金を増やそうと考えて積立投資をしているのであれば、市場に残り続けることがポイントとなります。
なぜならば、株価が上昇するのは、株価下落後の回復局面だからです。
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