世界的な食料危機は必然か
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
WTO(世界貿易機関)の最高議決機関となる閣僚会議が12日、4年半ぶりに始まりました。世界的な食料危機について討議するそうです。
先般、世界銀行が過去50年で最大の価格ショックが来ると警告しましたが、エネルギー価格は50%超上昇し、小麦は42.7%、大豆20%、油脂も29.8%価格がアップするということです。
日本でも日々、値上げラッシュの報道がされておりますが、今後、どこまで消費者が購入する小売価格に反映されていくかですね。

小麦関連商品の値上げが続いておりますが、これはウクライナ戦争による影響ではありません。
日本では、政府が輸入小麦を買い付けて製粉会社に売り渡す制度を導入しておりますが、その売り渡し価格は4月と10月に改定されます。
4月に改定された価格はほとんどウクライナ戦争の影響は受けておりませんので、この10月に改定される際、ここ最近のエネルギー価格の高騰や円安の影響含めて値上げされ、その後、小売価格に反映されてきます。
また、日本でも肥料問題についても目にすることが増えてきましたね。

ロシアは肥料輸出国であることは、「まだまだコモディティ関連は上がりそう」のテーマでも取り上げましたが、
窒素、リン、カリ(カリウム)は肥料の三要素と呼ばれておりますが、窒素肥料についてはロシアが世界の20%近くを輸出し、カリ(カリウム)についてはロシアとベラルーシが輸出シェアの40%を占めております。
現在、それらは欧米の制裁やロシアの輸出規制のために輸出されない状態が続いておりますが、このまま価格高騰で肥料が購入できない、もしくは肥料が手に入らないということが起これば、世界的な食料危機に発展します。
今夏は、干ばつも予想されておりますので、その心配が現実にならないか気を揉んでおります。
そして、アメリカではここ数ヶ月、食品加工工場の火災や爆発が多発しております。
中には、飛行機が突っ込んだというものもあるようですし、鉄道による穀物と肥料の輸送を一部停止させられたというものもあります。
食糧供給に対する意図的な攻撃だという見方がありますが、偶然でしょうか。
ちなみに、肥料会社に穀物と肥料の輸送を一部停止させた鉄道会社とは、ユニオン・パシフィック鉄道のことで、この会社はブラックロックとバンガードの投資ファンドが大部分を所有しております。
はい、「国際金融資本」のフロント企業ですね。
備えましょう。
何もなければそれで良いではないですか。
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