リセッションに備えて、これらのセクターへリスクヘッジしておきましょう
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
景気減速懸念の高まりを受けて、市場では「ディフェンシブ銘柄」に注目が集まってきております。
「ディフェンシブ銘柄」とは、景気動向に業績が左右されにくい銘柄のことで、生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などの企業が代表的です。
リセッションに備えてヘッジをしておきましょうと、以下ディフェンシブセクターをポートフォリオに組み込むことを提案してきましたね。
生活必需品
ヘルスケア
公益
S&P500指数全体では年初来で約20%のマイナスですが、ここ1ヶ月のパフォーマンスを見てみると、ヘルスケアや生活必需品セクターはプラスリターンの企業が多くなってきておりますし、公益セクターの企業もマイナス幅が解消されて来ております。
もちろんS&P500に投資していれば、これらのセクターの銘柄も含んでおりますので、分散にはなっているのですが、注目して欲しいのはその割合です。
現在はリセッション(景気後退)に向かいつつあると考えられております。
また多くの不確定要因が存在するため、ディフェンシブセクターが最も良いパフォーマンスを上げる傾向があるため、これらのセクターへの投資比率を増やしておいた方が良いでしょう。
また、現在はインフレ高進を抑制するために金融引き締めをしている相場であり、マネー供給の巻き戻しが進むわけですから、もう一段、株価が大きく下落する可能性もあるかも知れません。
これらのセクターは、株価暴落時における下落幅はその他のセクターに比べて低いため、その意味でもこれらのセクターにシフトしておくのもリスクヘッジになるかと思います。
具体的は、以下ETFに投資しておくと宜しいかと思います。
Vanguard Consumer Staples ETF(VDC)
Vanguard Health Care ETF(VHT)
Vanguard Utilities ETF (VPU)
ただS&P500に投資していれば良いという方もおりますが、パフォーマンスを上げるならば、経済動向を踏まえた上で投資対象を切り替えるのもひとつの選択肢です。
ポートフォリオの見直しなど、ご相談はこちらからお声掛けください。
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