「日本売り」始まる!?
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世界情勢
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
先月のブログで、国内最大の地金商である田中貴金属工業が、2019年の金地金の買取り量が前の年と比べて約2倍の33.7トンだったと発表したとお伝えしたのですが、相変わらず、金価格は高騰中です。しかもここ数日の暴騰ぶりは、凄まじいものがありますね。

タイミング的には、新型コロナが世界経済に及ぼす悪影響に対する懸念から買われていると思いますが、米国株や日本株などの株高に対する警戒感からも買われているのではないでしょうか。
このブログでも、何度もお伝えしておりますが、今の株価は企業業績が反映された株価ではなく、ただ、世界的な金融緩和の継続で、ジャブジャブなお金が株式に回っているだけです。中央銀行がお金を刷っているのでしたね。
先日のブログでは、米ドルが「安全資産」となってマネーが集中し、ドルが上昇してきているとお伝えしたばかりですが、通常、ドル高になると代替資産とされる金は売られやすいのですが、いずれの資産も高くなっているから異常な状態だと感じております。
そして、安全資産といえば、相対的に円が買われるのですが、ドルの方が強くなっております。というか、昨日2/21は、円が全面安となり、潮目が変わってきている感じがしますね。

現在の円売りは、新型コロナウィルスに対する不手際が、海外から批判を招いているからで、「日本売り」には至っておらず、その証拠に日本株は堅調さを保っているとの報道も見受けられますが、上述の通り、現在の株価は、日本銀行や企業の自社株買いで支えているので、根拠にならないと思います。
先日のブログでも、2019年10-12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で6.3%減と、5四半期ぶりにマイナス成長となった旨をお伝えしましたが、現在の新型コロナウィルスの影響を考えても、この先しばらくは、GDPはマイナス成長が続くと思われ、デフレは深刻化していくように感じております。
円安になれば、輸出が多い日本にとってはプラスと未だに考えている方もおられますが、これまた先日のブログで貿易収支の推移の図を載せましたが、
純輸出(輸出−輸入、貿易収支)は、1993年から右肩下がりに減り続けております。GDPの減少要因となっておりましたね。
このまま悪い円安が進んでも日本にとって良いことはないです。
円だけを所有している方は、分散して、この先来るであろう「何か」に対し、備えてくださいね。
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