実は、みんな「投資」を経験している
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ファイナンシャルリテラシー, 生き方
こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。
今回のブログは、同僚のブログ「余裕ができたら・・・という人は余裕ができても投資しない」 を読んで思うところがありましたので、それについて述べたいと思います。
野村が相談者に対して返した内容は、まさにその通りだと思います。
お金に余裕ができたらとか、時間がもっとあれば・・・という人は余裕や時間ができても投資は始められないと思います。
わたくしも以前のブログで取り上げましたが、決断できないのですよね。今までに「決断」してきている回数が少ないのです。
検討しているうちに面倒くさくなって、止めてしまう方も多いです。
何でもそうだと思いますが、成功している方って、まず行動を起こし、それからうまく行かない部分を改善しながら、徐々に成功に近づいてますよね。
逆に、うまくいかない方って、なんだかんだやらない理由やできない理由を考える。
互いにこんな日々を過ごしているわけですから、差が拡大していくのは当たり前で、それを社会のせいにするのは、お門違いです。
わたくしは、日頃から「なぜ投資が必要なのか」について述べておりますし、投資に対して「怖い」と感じている方にも、よく知らないから、やったことがないからそう感じるだけで、きちんと学べば、何も恐れることはないとお伝えしております。
しかしながら、投資をしたことはないと考えている方々でも、認識していないだけで、「投資」行為はしているのですよね。
どういうことかというと、「投資」とは、将来、それ以上の利益になって返ってくるのを期待してお金を投じることですが、国民年金は投資ですよね。
義務だから払っているとか、意志とは無関係に源泉徴収されているとか反論される方もおられるかと思いますが、自分のお金が投じられていることは間違いないですし、現状、約4倍になって返ってきますから、まさに、将来、投じたお金以上になって返ってくる「投資」です。
そして、銀行預金についても同じようなことが言えます。
普通口座に預けていれば、0.001%/年の利息を得ていますよね?現在は、たまたま低金利であって、これが数%の利息が付けば期待しますよね。
銀行に預金して利息を得ていることには変わらないわけですから、「投資」行為はしていると考えても宜しいのではないでしょうか。
今回のブログでお伝えしたかったことは、社会人であれば、すでに投資は経験しており、恐れるに足りないということです。そして、投資の有無で生活の質も変わります。
ですので、やらない理由や、できない理由を考える時間があるのであれば、できる理由を考えるようにしてください。
このような考え方ができると人生は変わりますし、また投資は決断の連続ですから、その経験は、今後の人生に活きてきます。
以上、ファイナンシャルアドバイザーからの提言でした。
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