海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

ロシア、金本位制へ移行

公開日: : 世界情勢, 分散投資, 国際金融資本, 金投資

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。

ロシアが自国の経済救済のために金本位制に移行したとロシアドイツのマスメディアが報じてます。

日本では報道されませんし、米欧では記事が削除されておりますので、そのうちドイツのonvista社の記事も削除されるかと思います。

ミハイル・ミシュスティン首相は、「金への投資は良い方法であり、ドルやユーロに代わるものである」と述べ、3月3日からは金地金の売却にかかる税金が廃止されることになったようです。

これでロシア国民は貯蓄するための手段を紙幣ではなく、金で行えるようになりますから、ルーブルも不要になるかも知れませんね。

この動きは、まさに国家レベルで金本位制に戻る道を開く可能性があり、歴史的な出来事です。

「金」で資産防衛しましょう

金本位制については、第二次世界大戦の終わり頃に新しい国際通貨制度が作られることになり、そこで決められたのが、米国が米ドルと金の交換を保証する金ドル本位制ブレトン・ウッズ体制でした。

しかし、その後、米国が財政や貿易赤字の拡大によって大量の金が海外に流出してしまい、米ドルと金の交換を保証できなくなったため、当時(1971年)のニクソン大統領は米ドルと金の交換を停止(ニクソン・ショック)し、現在の変動相場制に移行したのです。

 

アメリカが覇権国家でありつづけられる要因は、強大な軍事力があり、米ドルが基軸通貨であるからです。

やはり世界は「国際金融資本」が操っていた

アメリカが覇権国家であり続けられる要因

そして、米ドルでないと石油を買えない(ペトロダラー)というシステムを構築し、石油を必要とする国は米ドルを入手せざるをえず、また米ドルを得るためには、アメリカに商品を輸出して米ドルを手に入れる必要があったわけです。

こうしてアメリカは、米ドルを印刷するだけで世界中の商品を手に入れられるようになり、これまで世界中に米ドルがばら撒かれてきているのです。

国際金融資本「通貨発行権」を与えよ 

ロシアは米国の管理下にある「SWIFT」ネットワークから逃れようと、外貨準備における金の割合を増やしたり、米ドルの割合を減らしたりしてきましたが、ロシアが金本位制に移行することで、これから金融システムの崩壊が始まるかも知れません。

 

もちろん金本位制度も以前のように固定であれば維持はできないでしょうから、なんらか変動の形になるかと思います。しかしながら、何の裏打ちもなく、いくらでも刷ることのできる紙幣よりも、金の裏打ちのある通貨の方が信用がありますよね。

また、アメリカは世界最大の借金の国であり、米ドルを印刷するだけで世界中の商品が手に入るような仕組みの上に成り立っておりますから、未来永劫続くわけがありません。

 

個人的には自国の経済を守るためには、アメリカもいずれ金本位制に復帰するか、デノミしかないように思います。

ちなみに、2年前のブログで以下のように述べておりました。

金融システムの崩壊が先か。

極端なインフレーションが先か。

最悪を想定して、備えておきましょう。

情勢を踏まえた上での相談は、いつものようにこちらからご連絡ください。

海外投資入門書を無料進呈します

海外のファンド、海外口座、海外積立と国内の違いをまとめています。

関連記事

すべてアメリカ/国際金融資本の思惑どおり 

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 去年はコロナ禍で開催が見送られた世界経済

記事を読む

自社株は買うな

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 先週末は、元同僚の資産運用のアドバイスに

記事を読む

金融危機はいつ来てもおかしくない

こんにちは。K2 Investment 投資アドバイザー大崎です。 今朝のロイターの記事「米レ

記事を読む

新型コロナウィルス感染数最多は、米国ではなく中国

おはようございます。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 日経新聞に「米国の感染者、中国抜

記事を読む

現物資産「金」 有事の「金」

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 今月16日、国内最大の地金商である田中貴

記事を読む

国際金融資本 「デジタル通貨」をどうする!?

こんばんは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 昨日、世界経済フォーラム(ダボス会議)が

記事を読む

米国債への投資妙味が出てきた

こんにちは。K2 College大崎です。 米金融市場では引き続き不安定な値動きが続いておりま

記事を読む

「一括投資」するべきか、「分散投資」するべきか

こんにちは。ファイナンシャル・アドバイザーの大崎です。 以前のブログ<時代の変化に合わせた「分

記事を読む

2四半期連続マイナス成長  イエレン財務長官「リセッションの条件満たしていない」

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 米国4~6月期の実質GDP(国内総生産)

記事を読む

大切なのは、株価下落後の回復局面において市場に残ること

こんにちは。ファイナンシャルアドバイザーの大崎です。 先日、「インフレ高進  確定利率プランで

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • オフショア投資無料メルマガ

    『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 名前

      ファイナンシャルアドバイザー
      大崎 真嗣

      <出身>

      愛知県名古屋市

      <経歴>

      愛知大学経済学部卒業
      大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
      直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

      その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
      ファイナンシャルプランナー2級も取得。

      自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Investmentに参画。

      <趣味>
      投資、ビジネス、旅行、読書

      <自己紹介>
      15年以上、投資や事業に取り組んできており、自分の想定寿命やライフプランから逆算して必要となるポートフォリオを組んでいる。

      株式投資を始めたが、ライブドアショックで大損。その後、独学で学び、まだ一般的でなかったインデックス投信や海外ETFなどに分散しながら資産を構築。

      また、自分の労働含めた資本が日本に集中していることに気付き、海外へ分散していくことを決意。数年前からK2 Investment経由でいくかの海外ファンドに投資している。

      その他、海外保険、太陽光発電、サブスクリプションビジネスを運営。営業やキャリアコンサルタントの経験から相談者の考えをしっかり伺いながら、最善のアドバイスをして参ります。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑